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算数上達への道⑩(できるまでやり続けること)

こんにちは。算数教師のさいとうです。

 ある生徒に次のような質問をされました。
 「できない問題をできるようにするには、どうすればいいですか?」
非常にいい質問ですね!

「できるようになるためには、できるまでやることが大事だよ」
私はこのように答えました。

「それで本当にできるようになるんですか?」と思う方もいるかもしれませんが、本当です!
以前もこのブログに書きましたが「解き方を真似して」「反復」すれば、算数は必ずできるようになります。

少し乱暴な言い方になるかもしれませんが、結局のところ・・・
できる人は「できるまでやったから」できるのです。
できない人は「できるまでやらないから」できないのです。

「超」のつく難関校の入試問題でもない限り、何度もやれば必ずできるようになります。
ただし「何回やればできるようになるか」は人によって違います。

一度やっただけで、すぐにできるようになる人がいます。
三度やればできるようになる人もいます。
五度やってようやくできるようになる人もいます。

いろいろな人がいますが、何度もやれば必ずできるようになります。
くり返しになりますが「できるようになるためには、できるまでやることが大事」です。
この姿勢があり、努力を重ねれば必ずできるようになります。

この話を聞いた子どもたちが、次のように考えてくれるとうれしいです。
「2回目もできなかったけど、次でできるようになるかもしれないから、3回目もチャレンジしてみよう!」


さいとう


「算数のお悩み、いまのうちに解決しませんか」
「中学受験(受検)の成否は算数で決まります」

さいとう算数教室のホームページはこちら↓からどうぞ。
http://www.saito-sansukyoushitsu.com/
2015年夏に開校した中学受験・算数専門・個別指導の学習塾です。

東急池上線 長原駅から徒歩30秒のところに教室があります。
東急池上線(蒲田~旗の台~五反田)や東急大井町線(大井町~大岡山~自由が丘~二子玉川)沿線にお住まいの方でも無理なく通塾が可能です。

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算数上達への道⑨(計算練習についてー過去のブログより)

こんにちは。算数教師のさいとうです。

算数上達には計算力の向上が不可欠です。
そのため過去3回に渡って、計算について取り上げてきました。
最後に「スピードアップ」の方法について過去のブログの記事をもう一度ご紹介しておきます。

スピードアップといっても、大きく次の2つの方法に分かれます。
①計算スピード「そのもの」の向上
②工夫により、手間を大幅に削減する
この2点について見ていきます。

 
①計算スピード「そのもの」の向上

先日もお話しましたが、練習する以外にありません。
ただ、計算は単純作業なので、子どもにとっては楽しくありません。
子どもがやりたがらない単純作業なので、楽しくやってもらうための工夫があるといいですよね。
「計算を楽しむ工夫」についてはこちらをご覧ください。

時間を計って同じ問題を何度も解かせるのは効果的です。
私も授業で計算用のプリントをよくやらせるのですが「先生!家で練習したいので〇〇のプリントを5枚ください!」と言ってくる子がいます。
こういう子は必ず伸びます!
  
    
②工夫により、手間を大幅に削減する
 
①と同時に、速く計算するための工夫をどんどん取り入れていきましょう。
「計算の工夫」についてはこちらをご覧ください。

ちょっとした工夫で一気に計算が楽になります。
手間を省けるということは「速くできる」し「間違えにくくなる」ということです。
使わない手はないですね!


さいとう
 

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算数上達への道⑧(外せない計算について)

こんにちは。算数教師のさいとうです。
昨日お伝えした「計算力を語る上で外せないポイント」について、もう少し詳しく説明しておきます。

ポイントは次の3つです。 
①□を求める計算(逆算)
②2けた以上でわる割り算 
③最小公倍数・最大公約数を求める
 

ポイント① □を求める計算

□を求める計算というのは、いわゆる「逆算」のことです。
多くの生徒は□+23=41、□×8=200 などの□はスムーズに求められます。
問題はもう少し複雑になった場合です。

(□+9)×8÷2=56

上記の例は台形の面積の公式で、上底が□になったバージョンです。。
「下底の長さが9cm、高さが8cmで面積が56cm²の台形の上底の長さは何cmですか?」

これでもあまり難しくはないのですが、こうなっただけで「???」となる生徒が出てきます。
そのまま何も対策をしないと、テストでも「□の入った計算を見た瞬間に飛ばしてしまう」子になってしまいます。

逆算は様々な場面で利用します。
ルールをきちんと理解させ、何度も練習を重ねましょう。


ポイント② 2けた以上でわる割り算

私が毎年算数を指導していて、ここがいちばん差がつくポイントだと思います。
速い子と遅い子では「計算にかかる時間」と「正答率」が全然違います。

例えば、2けたでわる割り算ですが「10問の計算問題を6分程度で解き、全問正解の子」がいる一方、同じ問題を「15分かけても5問しかできず、しかも正解数が2問」という子もいます。

どこでこの差がつくのでしょうか。

972÷18を計算するとき、まず「97÷18」をします。
教科書などでは「約100÷約20」と考えて5を導き出します。
(ちなみに5で97をオーバーしたら4にし、あまりが18より大きくなれば6にします)
この商の見当を立てるのところで差がつくのです。

2けたのわり算は次の手順で計算をしていきます。

●商の見当→●かけ算→●ひき算→●おろす

商の見当にはかけ算が必要です。
時間がかかっている子は、2けた×1けたのかけ算の練習が不足している可能性があります。

この状態を放置しておくと、差がつく一方です。
後者の子は前者の子に追いつくべく、特訓が必要です。
重要な計算を指導するとき、私はプリントを用意して、とにかく練習をさせます。


ポイント③ 最小公倍数・最大公約数を求める

「6と8の最小公倍数は?」と聞かれて「24」と即答できるでしょうか。
「24と36の最大公約数は?」と聞かれて「12」と即答できるでしょうか。

これくらいのレベルならば「いちいち調べたり、計算しなくても」答えが出てくるように訓練をしなければなりません。


最小公倍数・最大公約数と密接に関わってくるのが、分数の計算です。
約分・通分する際に、さきほどのように即答できる子と、いちいち調べている子では、だいぶ差がつくのは想像に難くはありません。

分数の計算に時間がかかったり、間違いが多い人は、最小公倍数・最大公約数を求めるのに時間や手間がかかっている可能性があります。

分数の計算に限らず、入試問題では公倍数・公約数を利用する問題が多く出題されています。
こちらも練習を積んでおきたいところですね。


さいとう


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算数上達への道⑦(短期集中で計算力を強化する!)

こんにちは。算数教師のさいとうです。
 
算数上達へは計算力の強化が欠かせません。  
では、計算力を強化するためにはどうすればいいのでしょうか?

多くの方が予想している回答になりますが、残念ながら(!?)こればかりは「くり返し練習する」しかありません・・・。
いまの私にはこれ以上の回答はできません。

ただ、これで終わってしまうとあまりにも申し訳ないので、耳寄りな情報をお伝えします。
基本算数は「毎日コツコツ型」で進めていくのがいいのですが、「計算力」に関しては少し勝手が違います。
これも私の経験上ですが、
「毎日コツコツ」やるのもいいですが「短期間に一気に集中して練習」しても、計算力はより向上します。
本気になってやれば1週間~2週間で見違えるほどできるようになります。
むしろ、短期集中の方がいいくらいです。

計算に不安を抱えている方は、塾のテキストから計算問題をピックアップして、毎日30分~1時間計算練習に費やしましょう。
計算ドリルを買ってきてもいいかもしれませんね。

後日「実際の成功例」をご紹介しますので、そちらもぜひ参考になさってください。


最後に計算力を語る上で外せないポイントについてあげておきます。
 
①□を求める計算(逆算)
②2けた以上でわる割り算 
③最小公倍数・最大公約数を求める
 
いずれも4年生で学習する塾が多いようです。
「つまずく人が多く」「スピード・正答率に差がつきやすい」ところです。
そして、このあと学習する単元とも密接に関わってきます。

苦手意識を持たないよう、くり返し演習を行ってください。
すでに学習済みで苦手にしている場合でも「短期集中特訓」で十分カバーすることができます。
とにかく練習を積んで、苦手意識を残さないようにすることが大事です。
くり返すことで、必ずスピード・正確性は向上します!


さいとう


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算数上達への道⑥(計算力の重要性を理解する)

こんにちは。算数教師のさいとうです。

算数上達を支える力、それは「計算力」です。
「計算力」とは「計算を速く、正確に解く力」のことです。
この「計算力」がなければ、算数上達は極めて難しい(ほぼ不可能)言わざるを得ません。

なぜなら、私の経験上次のようなことが言えるからです。
『算数がよくできる子の中に「計算ができない子」はいない』
計算ができない子の中に「算数がよくできる子」はいない』

英単語を全然知らない人が、英文をすらすら読むのはかなり難しい(ほぼ不可能な)はずです。
全然鍛えていないひょろひょろの体の人が、ラグビーの試合で大活躍するのもかなり難しい(ほぼ不可能な)はずです。

計算力なくして、算数の問題をすらすら解けるようになるのも、やはり難しいのです。
「計算さえできれば、算数がバリバリできるようになるか」と言えば、残念ながら話はそこまで簡単ではありません。
しかし同時に「計算ができない状態では、決して算数はできるようにはならない」ということも言えるわけです。

算数上達を考えているのであれば、計算力の不安は最優先で解決しなければなりません。

計算力の重要性については以上にして、明日は計算力を鍛える上で注意するポイントについて御説明いたします。


【補足】

少し話がそれますが、私の経験上次のようなことも言えます。
計算がよくできる子の中に「算数が全然できない子」はいない』

つまり、計算力さえあれば、少なくとも「算数が全然できない」「算数が超苦手」という状態にはなりません。

くり返しになりますが、計算力がすべてではありません。
しかし「計算力は算数にとって極めて重要」だというのもまた事実。
この点が少しでも伝われば幸いです。


さいとう


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