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算数上達への道⑤(反復のポイント2・3)

こんにちは。算数教師のさいとうです。

反復のポイント
①すぐやる
②分けてやる(毎日やる)
③テスト前にやる
 
昨日のブログでは①について説明いたしました。
今日は反復のポイント②③についてご説明いたします。

 
②分けてやる(毎日やる)
 
どの教科もそうなのかもしれませんが、特に算数は毎日ふれてほしい教科です!

宿題は授業の記憶が残っているうちに始めるのがポイントです。
ただし、早めに取りかかるのはいいのですが「1日で一気に終わらせ、あとは何もしない」というのも「定着度」の観点からあまりおすすめできません。
「3時間×1日」よりも「30分×6日間」の方が定着度は高くなります。

基本的に、塾の出す宿題の中には「計算・一行問題」の教材があるはずです。
このタイプの教材は1週分が7~8ページあるので、毎日1ページずつやるのに適しています。
(というより、1日1ページずつやるように作られています)
 
計算・一行問題集をまとめてやっていませんか?
まとめてやるより、分けてやった方が効果は高いですよ!
1日1ページずつやって定着度を高めましょう。


③テスト前にやる

定着度をチェックするため、毎週テストを実施している塾があります。
何の対策もなくテストに臨むことのないようにしましょう。

テスト前にやってほしいことは「解き直し」です。
昨日、間違えた問題にチェックを入れておくように書きました。
テスト前には、このチェックの入った問題をもう一度解いてみるのです。

自力で何も見ずに解けたらOK。
解けなければテキストやノートを見て、解法を確認しておきましょう。
それでも分からなければ、テスト前に塾の先生に質問しましょう。

私は15年ほど、塾業界で中学受験生を指導していますが、最近はテスト前に「テスト勉強」をする生徒が明らかに減りました。
中学生を担当しているかつての同僚たちからも、最近の子は「計画が立てられない」「だからテスト勉強がきちんとできない」という話をよく聞いていましたので、これは全体的な傾向なのかもしれません。
「時間的な余裕がない」のも大きな理由なのかもしれません。
ただ「何となくテストを受けている人」と「しっかり準備をしてテストを受けている人」とでは、結果が違うのはもちろんのこと、テスト勉強の過程で身につく力にもだいぶ差がつきそうです。
 
 
さいとう


「算数のお悩み、いまのうちに解決しませんか」
「中学受験(受検)の成否は算数で決まります」

さいとう算数教室のホームページはこちら↓からどうぞ。
http://www.saito-sansukyoushitsu.com/
2015年夏に開校した中学受験・算数専門・個別指導の学習塾です。

東急池上線 長原駅から徒歩30秒のところに教室があります。
東急池上線(蒲田~旗の台~五反田)や東急大井町線(大井町~大岡山~自由が丘~二子玉川)沿線にお住まいの方でも無理なく通塾が可能です。

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算数上達への道④(反復のポイント1「すぐやる」)

こんにちは。算数教師のさいとうです。

算数上達のためには「反復」が必要です。
今日は反復のポイントについてです。
 
塾で出される宿題をどのように行えばいいのかを考えていきます。
くり返しになりますが、塾で宿題が出るのは類題をくり返し解いて、解き方を定着させるため」です。
ここでは「宿題をやること」=「反復」と考えることにします。


では、さっそくですが、反復のポイントです。

①すぐやる
②分けてやる(毎日やる)
③テスト前にやる
 
今日は、①について説明いたします。


①すぐやる

【授業の復習】←これができればベスト!

まず授業の記憶が残っているうちに、授業の復習を行います。
できれば授業当日、難しければ翌日に行えるとよいでしょう。

授業の復習では、テキストの「例題」を何も見ずに解いてみるのがが効果的です。
「例題」には、その単元のエッセンスがすべてつまっているからです。
テキストにもよりますが、1単元にだいたい5~10題の例題があります。
1題3分としても、15分~30分で終わります。
 
何も見ずに自力で解ければOKです。
もし解けなければ、テキストやノートの解説を確認します。
習ったばかりなので、たとえできなくても、解説を見たら「ああ、そうだった!」となるはずです。

もし解説を見ても分からなければ、よく理解できずに帰ってきてしまったということです。
塾の先生にきちんと質問をして、もう一度解き方を教えてもらいましょう。

宿題をやる前に「授業の復習」ができればベストですが、塾は夜遅くまでありますし、子ども達には他にやることがたくさんあるのでなかなか難しいですよね。
全部やるような時間的な余裕がなければ、例題の中から特に難しかった問題を1~2題選んでやってみるとよいでしょう。


【宿題実施】

授業の記憶が残っているうちに宿題に取りかかりましょう。
時間が経てば経つほど記憶が薄れていくので、問題演習に時間がかかってしまいます。
授業の曜日(週の始めか週の終わりか、他教科の授業曜日との兼ね合い)にもよりますが、授業日の2~3日後には、宿題の5割~7割程度が終わっているといいですね。

くれぐれも授業前日になって、あわてて&まとめてやることのないようにしましょう。
ちなみに、このタイプには算数ができない子が多いです。
むしろ、このようなやり方をしているから算数ができるようにならない、と言った方が正しいのかもしれません。


解いた問題はその日のうちに必ず答え合わせをしてください。(基本は、その場ですぐに)
どんなに多くても、1ページ解いた段階で必ず答え合わせをしましょう。

答え合わせをせずに問題を解き進めてしまうと、間違った解き方をしていることに気づかず、多くの問題を解いてしまうことがあります。
これでは正しい解き方ではなく「間違った解き方」を定着させてしまうことになります
さらに、同じパターンの問題をすべて間違えることになりますから、やり直しに余計に時間がかかってしまいます。

間違えた問題は、必ず直しをして、問題にチェックを入れておきましょう
テスト前に復習するときは、チェックの入った問題を中心に、もう一度解き直します。

明日は、反復のポイント②と③を説明します。


さいとう


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算数上達への道③(定着のための「反復」)

こんにちは。算数教師のさいとうです。

算数上達への第一歩は「真似る」ことでした。
授業では「例題」で解き方を習い、すぐに「類題」を解いています。
解き方を習った直後に解くわけですから、できるのはある意味当然なのです。
(できない人は、そもそも聞いていなかったか、真似ができていないだけです)

しかし、いまできたからといって、翌週も同じように解けるとは限りません。
何もせずにいると、せっかく覚えた解き方を忘れてしまうことがあるのです。
その問題がいつ出てきても解けるようにするためには、解き方を定着させる必要があるのです。

次にすべきは「反復(くり返し)」なのです。
学校や塾で宿題が出されるのは、類題をくり返し解いて、解き方を定着させるためです。

定着のためには「反復」が大事!

必ず一度は耳にしたことのある言葉ですよね!
金曜日は反復練習のポイントをお伝えします。


さいとう


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算数上達への道②(できないのは・・・)

こんにちは。算数教師のさいとうです。
 
算数の授業では「例題」で解き方を教わり、その解き方の真似をして「類題」を解くというのが一般的な流れです。
 
ところが、解き方の真似さえすれば解けるはずの「類題」ができない子がいます。
(解き方を聞いていなければできないのは当然ですが、聞いていてもできないのです)

そういう子をよく見ると、ちゃんと真似ができていないのです。
●例題では図をかいて解いていたのに、図をかかないで解いている
●式を書いていない
など、ところどころで手を抜いているのです。

昨日も言いましたが「真似ができる」というのは、上達への最初の一歩です。
これすらまともにできないようでは、この先には進めません。上達は見込めません。
つまり、真似がきちんとできない人には、算数は絶対にできるようになりません。

単元の難易度は関係ないのです。
できないのは真似ができていないからです。
面倒がらずに、まずは徹底的に真似をしましょう。


さいとう


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算数上達への道①(まずは「真似る」こと)

こんにちは。算数教師のさいとうです。

学習の基本は「まねる」ことです。
それは「学ぶ」は「真似ぶ(まねぶ)」から来た、と言われている(諸説あり)ことからも分かります。

勉強に限らず、何をやるにも上達のための最初の一歩は「まね」なのです。
つまり「上手い人のやり方を真似る」のが上達への近道なのです。

ざっくり申し上げると、学校でも塾でも、算数の授業は次のよう進んでいきます。
①「例題」を用いて、教師が解き方・考え方を説明します。
②「類題」を解いて理解を確認する

概ねこのくり返しです。
類題は、例題で習った解き方の「真似をすれば」解けるようにできています。
解き方の「真似ができるか」これが算数上達への第一歩なのです。


さいとう


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