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究極の学習法は「ものまね」!?

こんにちは。算数教師のさいとうです。
いきなりですが、私はものまねが好きです。
見るのもやるのも好きです。ただ、私がやるのは身近な人(上司・同僚)のものまねばかりです。
一部の人にしか分からないので、実際にやってみせられないのが残念です。
 
そんな私ですが、ものまねをされたことがあります。 
かつて算数がものすごくよくできる男の子を教えていたときのことです。

お母様と面談をする機会があったので「家庭学習をどのようにしているのか」についてお聞きしたところ、次のような答えが返ってきました。

「さいとう先生のまねをして私に授業をしてくれます」
全く予想していなかった答えに、びっくりしました! 
その生徒は、家で母親相手に私の授業を再現するのだそうです。

「こういう間違いをしやすいから注意しよう!」
「ここはこう解くと分かりやすいよ!」
「テキストには載っていないけど、この解き方の方がやりやすいよ!」

話を聞くと、内容面ではかなり忠実に授業を再現していることが分かりました。

習ったことをだれかに話すというのは、非常に効果の高い学習法です。
話すことで理解が深まりますし、記憶にも定着しやすくなります。
また、上手く話せるかで自身の理解度を確認することができます。
「上手く話せないところ」=「理解が不十分なところ」なので、再度ノートを見直せばいいのです。

この生徒の「先生のまねをして授業をする」というのは、その進化形なのかもしれませんね。
塾ではすごくおとなしい子でしたのでちょっと意外でしたが「彼はなぜ算数ができるのか」という理由がよく分かりました。

同僚の教師(他教科)に聞いてみると、ときどきそのような生徒がいるとのこと。
そして、そういう生徒は軒並み「その教科が抜群にできる」という事実も確認できました。
「ものまね学習法」なかなかいいかもしれませんね。


実はこの話にはおまけがあります。
なんと、その子は授業内容だけでなく、授業中に私の繰り出したギャグも再現していたとのこと。
そして「けっこう受けてたよ」とか「これはスベっていたね」などの注釈つきで・・・。
再現していたのは内容面だけではありませんでした。
「授業と関係ないところまで再現するんじゃない!」と心の中でツッコミましたが、とにかく恥ずかしかったです。

その話を聞いてから、授業の腕だけでなく、笑いのセンスも磨こうと思ったのは言うまでもありません(笑)


さいとう


「算数のお悩み、いまのうちに解決しませんか」
「中学受験(受検)の成否は算数で決まります」

さいとう算数教室のホームページはこちら↓からどうぞ。
http://www.saito-sansukyoushitsu.com/
6月下旬に開校した中学受験・算数専門・個別指導の学習塾です。

東急池上線 長原駅から徒歩30秒のところに教室があります。
東急池上線(蒲田~旗の台~五反田)や東急大井町線(大井町~大岡山~自由が丘~二子玉川)沿線にお住まいの方でも無理なく通塾が可能です。

夏期体験講習(8/29まで)・9月体験授業の申し込みを受付中です。

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