忍者ブログ

≪ 前の記事次の記事 ≫

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

▲TOP

「何を習ってきたか」聞いていますか?①

こんにちは。算数教師のさいとうです。
昨日は私のまねをして算数の授業を再現していた男の子の話をして「習ったことを人と話す」ことの効果についてふれました。

ところで、皆さんはお子様が学校や塾で何を勉強してきたかを聞いていらっしゃいますか。
「そう言えば、最近聞いていないな」という方は、これを機にぜひお聞きになってみてください。

質問することで、コミュニケーションのきっかけになります。
それから昨日も書きましたが、
習ったことを誰かに話すことで理解が深まりますし、記憶にも定着しやすくなります。
また、上手く話せるかで自身の理解度を確認することができます。
「上手く話せないところ」=「理解が不十分なところ」なので、再度ノートを見直せばいいのです。


 質問の仕方は大きく2つあります。

①「今日の授業どうだった?」(How)
②「今日の授業で学んだの?」(What)

「どうだった?」と聞くと「楽しかった」「つまらなかった」「分かりやすかった」「分かりにくかった」などの「感想」になりがちです。

もちろん、そういった情報も大事なのですが、いちばん重要なのは「授業で何を学んできたか」です。
極論を言うと、たとえ楽しかろうが、分かりやすかろうが、学んだものが何もなければ、授業を受けた意味がないのです。

そのいちばん重要な情報を聞き出すためには「How」ではなく「What」で聞くのがいいでしょう。

ただ、聞かれ慣れていない子は「何を学んだの?」と聞かれても最初は上手に答えられません。
「そもそもあまり聞かれたことがない」とか「どうだったと聞かれることに慣れている」子の場合、すらすら答えられるようになるまではかなり時間がかかります。
上手く答えられないからと言って「ちゃんと聞いていなかったんじゃないの?」と叱ることのないように御願いします。


【上手く答えが出てこない場合どうするか?】については、明日詳しくお話いたします。


さいとう


「算数のお悩み、いまのうちに解決しませんか」
「中学受験(受検)の成否は算数で決まります」

さいとう算数教室のホームページはこちら↓からどうぞ。
http://www.saito-sansukyoushitsu.com/
6月下旬に開校した中学受験・算数専門・個別指導の学習塾です。

東急池上線 長原駅から徒歩30秒のところに教室があります。
東急池上線(蒲田~旗の台~五反田)や東急大井町線(大井町~大岡山~自由が丘~二子玉川)沿線にお住まいの方でも無理なく通塾が可能です。

夏期体験講習(8/29まで)・9月体験授業の申し込みを受付中です。
PR

▲TOP

« 2024年09月 »
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

Recent Comment

    Recent Trackback