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「習っていません」①

こんにちは。さいとう算数教室のさいとうです。
  
今日は気になる「子どもの一言」の第8弾です。
 

【気になる一言⑧】
 
「習っていません(知りません)」


問題文を読んですぐ(自分で考える前)にこの言葉がでるようだと、かなり心配になります。

これがなぜ気になるかというと、生徒のこのような気持ちが透けて見えるからです。

「習っていません」→「だから自分にはできません」→「すぐにやり方を教えてください」

●「習っていない=できない」という考え
●「自分で考えることをせずに、すぐ人に頼ろうとする」姿勢
 
どちらも非常に心配です。
いまは子どもだから許されているのかもしれません。(私は許しませんが(笑)・・・)
しかし社会人になっても同様の姿勢だと、周りの人からどのように思われるでしょうか・・・。
 

入試問題には同じ単元の問題であっても、さまざまな形で出題されています。
そのすべてのパターンを覚えるのは不可能ですし、
そもそもすべてのパターンを教えてもらうことはできません。

問題を解くために必要なことは最低限教えてもらわなければいけません。
習ったものはきちんと理解し、使えるようにならなければいけません。

逆に言うとそれだけできれば十分です。

知らない問題が出てきても「いままで学習してきたことをどう活かせるのか?」と考えること大事です。
「この問題は、このように言い換えることができるから・・・」
「ということは、このやり方を使えば解けるぞ!」
ポイントは「共通点を見つけ出す」ことです。

「共通点を見つけ出す」作業は人から教えてもらうだけではなく、自ら気づき・学んでいく必要があるのです。

明日に続きます。


さいとう
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