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「時間配分」と「取捨選択」⑭(点数が取れる問題を優先して解く2)

こんにちは。算数教師のさいとうです。

「取捨選択」の3つ目のポイントは「点数が取れる問題を優先して解く」
 
ということでした。

正解を出すために5つの手順が必要な問題(配点は10点)があるとしましょう。
(分かりにくければ5つの式が必要、と考えていただいても構いません)

●そして問題に手をつけてみたところ「答えを出すのは難しそうだ」と感じました。
●しかし、その一方で「3つ目の手順まではいけそうだ」と感じました。

この場合、どうすればよいのでしょうか?


きのうは答えだけを書けばいい学校についての考察を述べました。

今日は式や考え方も書かせる学校についての考察を述べてまいります。


②式や考え方も書かせる学校の場合

結論から申し上げると、

「できるところまでやってみる」「分かっていることを書く」ようにしましょう。

式や考え方・図をかいておけば、それが採点の対象になるからです。

3つ目の手順までいけて、そこまでの考え方が合っていたとすると約6点を得られます。

同様の問題がもう1題あればこれで10点以上得点できることになります。

この「部分点の積み重ね」がものを言うのです。

どんな入試でも合格者と不合格者の差はたった1点です。

ですから取れる点数は遠慮なく取っておかなければなりません。

式や考え方も書かせる学校を受験する生徒には、

答えが出せない問題があったとしてもあきらめず、分かっていることをすべて解答用紙に書こう

と指導するのがよいでしょう。


さいとう

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