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「時間配分」と「取捨選択」⑨(解ける問題から解くメリット2)

こんにちは。算数教師のさいとうです。

「解ける問題」から解いていくことのメリットについて、きのうの続きです。


③ミスが少なくなる


試験には「ミスが起こりやすい時間帯」が確実に存在します。

それは開始後の5分間と終了前の5分間です。

試験開始直後はまだ集中力高まっていませんので、その分ミスをしやすくなっています。
 
ですから最初は「あまり悩んだり、考えたりせずに解ける問題」から解いた方がいいのです。
 

ミスが少なくなる理由をもう1つご説明いたします。
  
ダラダラやっているときほどミスをしやすく、テキパキやっているときほどミスをしにくい

みなさんも経験があるのではないでしょうか。

途中でつっかえつっかえ解いているときは、

ダラダラと作業をやっていると同じでミスをしやすくなります。

「解ける問題」から解いていくということはテキパキやっているときと同じなので、

ミスが起こりにくくなるのです。
  

明日に続きます。  


さいとう


「算数のお悩み、いまのうちに解決しませんか」
「中学受験(受検)の成否は算数で決まります」

さいとう算数教室のホームページはこちら↓からどうぞ。
http://www.saito-sansukyoushitsu.com/
大田区にある中学受験・算数専門・個別指導の学習塾です。
2015年夏に開校し、お陰様で2年目を迎えました!

東急池上線 長原駅から徒歩30秒のところに教室があります。
東急池上線(蒲田~雪が谷大塚~旗の台~五反田)や東急大井町線(大井町~大岡山~自由が丘~二子玉川)沿線にお住まいの方でも無理なく通塾が可能です。

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「時間配分」と「取捨選択」⑧(解ける問題から解くメリット1)

こんにちは。算数教師のさいとうです。

今日も「取捨選択」についてです。

「解ける問題」から解いていくことのメリットについて、少し補足をいたします。
 

①「この問題できたのに・・・」という後悔をしなくなる

解ける問題というのは、

●問題を見てすぐに解き方が思い浮かんだ問題

●「どうやって解くんだろう?」と悩む必要がない問題

と言い換えることができます。

いちばん悔いが残る失敗は、時間が足りなくて解けなかった問題の中に、

「これは解けたのに・・・」という問題があったときです。

「解ける問題」から解くことが徹底できれば、この失敗を防ぐことができます。



②時間的な余裕が生まれる。そしてそれが精神的な余裕につながる

「解ける問題」から解くようにすると、時間的な余裕が生まれます。

「解ける問題」はスピーディに解けるので、当然と言えば当然です。

「解ける問題」をすべて解き終わったあとに残り時間を確認してみると、

解いていない問題に対して、残り時間が多くあるように感じるはずです。

実際にやってみると、この意味はすぐに分かります。

残った問題はやっかいな問題が多いでしょうが、

残り時間と相談しながら解く問題を選ぶことができます。

ここで精神的な余裕を得ることができるはずです。


さいとう


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「時間配分」と「取捨選択」⑦(解ける問題から解いていく)

こんにちは。算数教師のさいとうです。
 
テストで大事なのは「時間配分」「取捨選択」です。

うまくいかなかったときはこの2つのうちのどちらか(または両方)を失敗したときです。

逆に言うと、この2つがうまくできていれば、そう大きな失敗はないということができます。


これまで「時間配分」についてお話してきましたので、

ここからは「取捨選択」についてお話してまいりましょう。
 
 
 
【これだけは絶対に押さえておきたい「取捨選択」のポイント】  
  

①解ける問題から解いていく


何と言ってもこれが最大のポイントでしょう。

もはやこれに尽きると言っても過言ではありません。

ほとんどの模試や入試問題の多くは、

●最初に「計算問題」があり

●次に「一行問題」と言われる比較的に易しい問題があり
 
●そのあとに数題の大問がある

という構成になっています。

難易度順になっていることが多いわけですが、

だからといって律儀に順番通りに解く必要はありません。
 
他の人にとっては簡単でも自分にとっては難しい問題がありますし、その逆もあります。

ですから、問題番号にこだわり過ぎず、

解ける問題を見つけてどんどん解いていくことをおすすめします。


この点はふだんはあまり強調されていないようで、

順番通りに解いた結果「途中の問題で行き詰まり、失敗をしている生徒」が驚くほど多いです。

(素直な生徒に多いような気がします)


ちなみに「解ける問題」という表現でピンとこなければ、
 
●問題を見てすぐに解き方が思い浮かんだ問題

●「どうやって解くんだろう?」と悩む必要がない問題

と言っても良いでしょう。
  

さいとう


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「時間配分」と「取捨選択」⑥(チェックポイントを定める)

こんにちは。算数教師のさいとうです。

時間配分について「これだけは絶対に押さえておきたい原則」を3つ紹介いたしました。

そのおさらいです。
 
【これだけは絶対に押さえておきたい原則】

①計画は「5~10分あまらせる」ように立てる
②「~分以上考えてはいけない」という時間(デッドライン)を決める
③見直しの時間を確保する

この3点が常にできるようになれば、テストで大きな失敗はしないはずです。

これができるようになった人には、さらに意識してほしいことがあります。

   
④チェックポイントを定める

残り時間を確認するためには、時計を見る必要がありますが、

テストのときに何回くらい時計を見ていますか?

見なさすぎるのは良くないと分かりますが、

だからといって、1つ問題を解く度に確認するとかえって落ち着きませんね。

おすすめなのはチェックポイントを決めておき、そこでチェックするという方法です。


過去問演習をくり返していくと、自分のだいたいのペースが分かってくると思います。

「大問1は5分、大問2は10分で解くとうまくいくな」

ということが分かっているなら、大問2が終わった時点で何分かかったのかを確認します。

ここで15分くらいであればいいペースで解けていることになります。

安心して残りの問題を解くことができるでしょう。

仮に18分かかっていた場合、少しペースが遅いということになります。

この場合はここからペースを上げていく必要があることが分かります。

「このペースで果たして大丈夫なのか?」が分からないと不安になるものです。

チェックポイントをいくつか定めておくと、

そこで自分のペースを確認することができるので安心です。

もちろん「それ以外は時計を見てはいけない」という意味ではありませんので、

その点お間違えのないようお願いします。


さいとう


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「時間配分」と「取捨選択」⑤(見直しの時間を確保する)

こんにちは。算数教師のさいとうです。

時間配分についての続きです。


 【これだけは絶対に押さえておきたい原則】

③見直しの時間を確保する

計算ミスをはじめ、テストでミスしやすい人におすすめの方法です。

ミスなく解けるのがベストですが、人間はミスをする生き物です。

テストをすると、たいてい1つや2つミスをしてしまうものです。


ミスをしても気づいて直せれば問題ありません。

だから親や教師は「ちゃんと見直しをしなさい」というのです。

もちろん子どもたちは「見直し」の重要性を分かっています。

しかし「分かっている」=「ちゃんとやっている」ということではありません。
 
「時間がなかったから・・・できませんでした」

「まだ解き終わっていない問題があったから・・・」


という話を良く聞きますので、毎回きちんとやっている人は少ないのではないでしょうか。
 

以前もお話しましたが、

重要だと思っているならばその時間を優先的に確保する必要があります。

この場合は、

「残り○分になったら新たな問題を解くのをやめ、見直しをする」
(たとえまだ解き終わっていない問題があったとしても)

というようなルールを定めるのが良いでしょう。

このように決めておけば「見直しができない」という事態は防げます。


残り5分の段階で解けずに残っている問題は、ざっくり言うと「やっかいな問題」です。

私の経験上、このまま解き続けたとしても、正解にたどり着くのは難しいです。

得点力アップということを考えると、

この問題で粘るよりも、残った時間を「見直し」にあてた方がはるか良いと断言いたします。


さいとう


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