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大問1・2で40分!!!

こんにちは。さいとう算数教室のさいとうです。

とばすことに抵抗を覚える子がいる、というのは昨日お伝えした通りです。

かつて「大問8まである制限時間50分の試験」で、大問1・2に40分かけてしまう子がいました!!!
計算には少し時間がかかりましたが、解くのが決して遅い訳ではありません。

テスト中の様子を見てみますと、とにかく問題をとばすことができません。
分からない問題をいつまでも考えてしまうのです。
「一問入魂」と言えば聞こえがいいですが、目の前の1問だけしか見えていないのですね。

「残り問題数」と「残り時間」を意識して、「解く・とばす」の判断ができるようにならないと、安定して得点を取るのが難しくなります。


さいとう
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とばすことへの抵抗

こんにちは。さいとう算数教室のさいとうです。

きのうのブログであせりへの対処法として、 
「解き方が分かる問題」から手をつける
という方法をご紹介しました。

もちろん、この方法もある程度の訓練が必要です。
「分からない問題はとばす」これがなかなかできない子がいます。

●解きやすそう(な気がする)
●簡単に解けそう(な気がする)
●あともう少しでできそう(な気がする)
●後半の問題の方が難しそう(な気がする)→だからこの問題を解いておきたい
●いまやっておかないと解く時間がなくなってしまいそう(な気がする)

など、さまざまな理由をつけて、できない問題に時間をかけすぎてしまいます。

子どもは「とばす」ことに少なからず抵抗を感じる
ということを考慮に入れ、子どもの性格に応じてアドバイスをしてあげる必要がありそうです。


さいとう

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あせりの原因⑥(あせりへの対処法その2)

こんにちは。さいとう算数教室のさいとうです。

あせりへの対処法1は「解くスピード(処理スピード)を上げる」ということでした。
ただ、これは一朝一夕に成し遂げられるものではありませんよね。
そこで今日は比較的すぐに効果の出る方法をご紹介します。
 
【あせりへの対処法2】「解き方が分かる問題」から手をつける

解答のペースが乱れてしまうのは、すんなりと解けない問題(すぐに解き方が思い浮かばない問題)にぶつかったときです。
 
①いろいろ考えたけど、結局できなかった・・・
②できたけど、思った以上に時間を使ってしまった・・・

「必要以上に」「思った以上に」時間を使ってしまった・・・この思いがあせりを生むのです。

そこで有効なのが、
「解き方が分かる問題」から手をつける
という方法です。 

「テキストの類似問題(数字が変わっただけ)」をイメージしていただけるとよいと思います。
解き方が分かり、しかもすぐに答えが出せる問題を優先的に解きます。

これで上記の①②のリスクを回避することができます。
まずは解ける問題だけをやるわけですから、この段階であせりは生まれません!

「すぐに解法が思いつかない問題」は勇気を持ってとばしましょう!

解ける問題をすべて片付けてから、とばした問題に戻れば、まだ十分に解く時間が残されているはずです。

飛ばした問題に関しては「できればラッキー」+「できなくても仕方がない」くらいの気持ちでよいと思います。(この余裕も大事)
できなかったということは、最初にとばすと決めた判断が正しかったわけですから。
「ここで時間を使い過ぎていたら大変だった。だからとばしておいて良かった」
と思うようにしましょう!


【追伸】

解き方が分かっていたとしても、時間がかかりそうな問題はいったん飛ばすのが良いでしょう。
ここまで出来ればかなりの上級者だと思います。
   
 
さいとう

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あせりの原因⑤(あせりへの対処法その1)

こんにちは。さいとう算数教室のさいとうです。

ここ数日少し脱線をしてしまいましたので、本題に戻します。

先日のブログ「あせりの原因①~③」では「制限時間があるからあせりが生まれる」ということ、そして「制限時間『あり』のときの力=真の実力」ということを示しました。
続いて「あせりの原因④」では精神面への対処法について述べました。
 
では、ここからは技術的な対処法について考えてまいります。


【あせりへの対処法1】解くスピード(処理スピード)を速くする

「それができれば苦労しないよ!」という声が聞こえてきそうですが・・・この点を避けては通れません。

例えば50分のテストを50分ギリギリで解いている という人がいたとします。

この人にはつねにあせりのリスクがつきまといます。
たった1問でも時間をかけ過ぎてしまうと「間に合わなくなるかも・・・」という不安につながりやすいからです。
見たことのない問題がたくさん出ようものならもうパニックになってしまいます。

ふだんのペースでギリギリですから、少しでも遅れると間に合わない・・・。
そのためペースを少しでも乱されるとあせってしまうのです。

これがもし40分で解けるようになるとどうでしょう。
10分の余裕が生まれます。この差は非常に大きい!!!
この状態になれば、多少ペースが乱されても大丈夫です。
  
●計算のスピード(もちろん正確さを保った上で!)
●文章を読むスピード(もちろん「精読」で!)
●字を書くスピード(もちろん丁寧に!)     などなど

いまより少しでも速められるものがあれば、貪欲に速める努力をしましょう。
スピードを上げるためのコツを2つ挙げておきます。

①時間を意識すること(タイマー等で時間を計る)
②毎日取り組むこと
  

さいとう

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あせりの原因④(あせってもかかる時間は変わらない)

こんにちは。さいとう算数教室のさいとうです。

あせりへの対処法について書いていきます。
まずは精神面への対処です。
 
昨日のブログで「制限時間があるからあせりが生まれる」と書きました。
終わらないかもしれないという不安が「急いでやらないと・・・」というあせりにつながるわけですね。
ふだんの自分のペースを超えるペースで問題を解こうとしてしまいます。
これが失敗の元です。
 
あせって解いた方が早く解けるのではないか、と思う方もいらっしゃるかもしれません。
(このように思っている子どもはけっこう多いようです)

しかし、決してそんなことはありません。
ふつうに解いてもあせって解いても、かかる時間はたいして変わらないのです。
 
「あせって解いてもかかる時間は変わらない。でも、ミスの可能性は大きくなる」

つまり、あせっても何一ついいことはないということになります。
このような話をしてあげると、少し楽に臨めるようになるかもしれません。


さいとう

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