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あせりの原因③(本当の実力はどっち?)

こんにちは。さいとう算数教室のさいとうです。

制限時間があるからあせりが生まれます。
いわゆる「成績の良い子」でもこのことを正しく理解できていない人がいます。

見極めは簡単です。理解できていない子が発する典型的な言葉があるからです。
「そのあと家で解いたらできたから大丈夫」というのがそれです。

実は、大丈夫ではないのです。
大丈夫ではないどころか、ここに大きな課題が隠されているのです。

なぜ、家でやるとできた問題が、テストのときはできなかったのでしょうか?
(「テストでできなくて、家でもできなかった」であれば、本人も納得しやすいはずです)

このように疑問を持って少しでも考えてみると、答えはすぐに分かります。

①テストのとき・・・時間制限が「ある」=あせりが「ある」

②家で解くとき・・・時間制限が「ない」=あせりが「ない」

①は精神的なプレッシャーがかかった状態で解いており、②は精神的なプレッシャーがほとんどない状態で解いています。

あせりへの対処法を考えるためには、まずこの点をはっきりと理解する必要があります。


さいとう
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あせりの原因②(あせるのは制限時間があるから)

こんにちは。さいとう算数教室のさいとうです。

生徒達にあせりの原因を聞いてみると、いろいろな意見が出てきます。
まとめてみると「時間内に終わらないかも!」という不安であることが分かります。
不安な気持ちがあせりにつながるのです。

不安な気持ちというのは0にすることはできません。
ただ「あせらないような対処法」・「あせったときの対処法」を考えることで0に近づけることはできます。


ところで、さきほど『「時間内に終わらないかも」という不安』と書きました。
対処法のヒントはここに隠されています。

「時間内に・・・」ということは制限時間があるということです。
当たり前だと思われるかもしれませんが制限時間があるからこそあせりが生まれるのです。

ということは、時間配分が上手にできるようになれば、あまりあせりを感じなくてすむようになるのです。


さいとう

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あせりの原因①(「あせってしまった・・・」で終わらせない)

こんにちは。さいとう算数教室のさいとうです。

テストでミスの多い生徒にどうしてミスしてしまったのかを聞いてみると、
「あせってしまって・・・」
という答えが返ってきます。

確かに、テストに限らず「あせりはミスの原因」です。
これは間違いなく事実です。
ただし、この分析だけで終わってしまうようだとミスはいっこうに減りません。

「あせらないようにしよう」と言ってあせらなくなるのなら、こんなに簡単な話はありません。
テストのたびに「あせってしまって・・・」と言っている生徒はたくさんいますが、毎回毎回あせってしまうのはなぜでしょうか。
「あせりの原因」をつきとめ、対処をしないと問題の解決にはなりません。


さいとう

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自分の名前を丁寧に書こう!

こんにちは。算数教師のさいとうです。

突然ですが保護者の方に質問です。
「お子様はテストを受けるとき、自分の名前を丁寧に書いていますか?」

採点をしていて、自分の名前がぐちゃぐちゃと書かれている答案を見ると、
なんだかとても残念な気持ちになります。 
もちろん自分の大事な名前だから丁寧に書いてほしい訳ですが、
「テストでのミスを防ぐ」という観点からも、ぜひ名前を丁寧に書いてほしいのです。
 
あせって書くと、あせった(精神)状態のまま問題を解くことになります。
急いで書くのは「時間短縮」のためなのかもしれません。
ただ「時間がもったいない」からと言ってあわてて名前を書くとその精神状態(ミスが起こりやすい精神状態)で問題を解くことになってしまいます。

名前を書くのにかかる時間はたかだか30秒程度です。
(どんなに長くても1分はかからないはず)
※私の「さいとう」は難しい字を書くので、これだけでけっこう時間を使います。
でも1分はかかりません。

どうせ書くのであれば、心を落ち着かせるためにゆっくり丁寧に書いてみてはいかがでしょうか。
つまり「名前を書いている時間」を「精神を集中させるための時間」にするのです。


さいとう

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