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「ダメ出し」ばかりしていませんか?
2016.07.05 Tuesday 15:00 | 親子関係について
こんにちは。算数教師のさいとうです。
子どもが勉強に対してやる気がないようだ・・・
と心配になっている方にお伝えします。
最近ダメなところばかり指摘していませんか?
「自分が同じ事をされたらどう思うか」を試しに考えてみてください。
ダメ出しばかりされていたら、私たち大人でも嫌になるのではないでしょうか。
ダメ出しをしてはいけない、という訳ではありません。
ダメ出し「ばかり」をしてはいけない、ということです。
相手との関係性にもよりますが、
「いいところの指摘:悪いところの指摘=3:1」
くらいがちょうどいいのではないでしょうか。
認めるべきところはきちんと認めてあげる。まずこちらが先です。
そうすれば、悪いところを指摘したときにも相手は受け入れやすくなるものです。
さいとう
「算数のお悩み、いまのうちに解決しませんか」
「中学受験(受検)の成否は算数で決まります」
さいとう算数教室のホームページはこちら↓からどうぞ。
http://www.saito-sansukyoushitsu.com/
大田区にある中学受験・算数専門・個別指導の学習塾です。
2015年夏に開校しました。お陰様で1周年!
東急池上線 長原駅から徒歩30秒のところに教室があります。
東急池上線(蒲田~雪が谷大塚~旗の台~五反田)や東急大井町線(大井町~大岡山~自由が丘~二子玉川)沿線にお住まいの方でも無理なく通塾が可能です。
子どもが勉強に対してやる気がないようだ・・・
と心配になっている方にお伝えします。
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ダメ出しばかりされていたら、私たち大人でも嫌になるのではないでしょうか。
ダメ出しをしてはいけない、という訳ではありません。
ダメ出し「ばかり」をしてはいけない、ということです。
相手との関係性にもよりますが、
「いいところの指摘:悪いところの指摘=3:1」
くらいがちょうどいいのではないでしょうか。
認めるべきところはきちんと認めてあげる。まずこちらが先です。
そうすれば、悪いところを指摘したときにも相手は受け入れやすくなるものです。
さいとう
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東急池上線(蒲田~雪が谷大塚~旗の台~五反田)や東急大井町線(大井町~大岡山~自由が丘~二子玉川)沿線にお住まいの方でも無理なく通塾が可能です。
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今日は何を習ったの?
2015.10.14 Wednesday 20:30 | 親子関係について
こんにちは。算数教師のさいとうです。
先日「子どもが求めてきたとき以外は、無理に勉強を教える必要はありません」という話をしました。
ただ、保護者の方には「子どもがいま何を学習しているのか」には常にアンテナを張っておいていただきたいと思います。
「今日は塾(学校)でどんなことを勉強したの?」とたずねることを習慣にするといいですね。
このとき「どうだった?」ときいてしまうと、「楽しかったorつまらなかった」という単なる感想で終わってしまうかもしれないので「何を勉強したの?」ときくのがよいでしょう。
学習した内容は、だれかに話すことでより定着します。記憶が強化されるのです。
理解できていないところは上手く話せないため、理解度の確認にも役立ちます。
1点注意していただきたいのは「気持ちよく話をさせてあげる」ことです。
きちんと授業内容が理解できていても、慣れないうちはそれを上手に伝えることができません。
そこで「説明が分かりにくい」と指摘してしまうと、説明するのがいやになってしまいます。
また「それはちがう」とか、「もっといいやり方がある」など、子どものやり方を頭ごなしに否定するのもよくありません。
「結局こういうことを言いたいんでしょ」と結論を先取りするのも好ましくありませんね。
難しいかもしれませんが、子どもの話をじっくり聴いてあげてほしいです。
「すごいね」「難しいことをよく理解しているね」と子どもを認めつつ、「じゃあ、こんなやり方はどうなの?」とソフトに軌道修正を図っていくのが「ワンランク上の」話の聞き方です。
さいとう
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現在、10月無料体験授業の申し込みを受付中です。
先日「子どもが求めてきたとき以外は、無理に勉強を教える必要はありません」という話をしました。
ただ、保護者の方には「子どもがいま何を学習しているのか」には常にアンテナを張っておいていただきたいと思います。
「今日は塾(学校)でどんなことを勉強したの?」とたずねることを習慣にするといいですね。
このとき「どうだった?」ときいてしまうと、「楽しかったorつまらなかった」という単なる感想で終わってしまうかもしれないので「何を勉強したの?」ときくのがよいでしょう。
学習した内容は、だれかに話すことでより定着します。記憶が強化されるのです。
理解できていないところは上手く話せないため、理解度の確認にも役立ちます。
1点注意していただきたいのは「気持ちよく話をさせてあげる」ことです。
きちんと授業内容が理解できていても、慣れないうちはそれを上手に伝えることができません。
そこで「説明が分かりにくい」と指摘してしまうと、説明するのがいやになってしまいます。
また「それはちがう」とか、「もっといいやり方がある」など、子どものやり方を頭ごなしに否定するのもよくありません。
「結局こういうことを言いたいんでしょ」と結論を先取りするのも好ましくありませんね。
難しいかもしれませんが、子どもの話をじっくり聴いてあげてほしいです。
「すごいね」「難しいことをよく理解しているね」と子どもを認めつつ、「じゃあ、こんなやり方はどうなの?」とソフトに軌道修正を図っていくのが「ワンランク上の」話の聞き方です。
さいとう
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忘れるのが当たり前
2015.10.13 Tuesday 20:30 | 親子関係について
こんにちは。算数教師のさいとうです。
中学受験のカリキュラムはなかなかハードです。
毎週新しいことをどんどん学習していきます。
ところで、そのカリキュラムについてですが、保護者の方には
「一度で完璧に理解することを前提に作られているわけではない」
ということをぜひ知っていただきたいと思います。
4~5週に1回、復習の回が設けられていますし、
季節講習は基本的に学期の総復習が中心になります。
その他、模試や毎週の確認テストなどの機会で、何度もふれるようになっています。
子どもの勉強を見る機会が多い保護者の方は、
「この程度の理解で大丈夫だろうか?」
「前にやったことをすっかり忘れている・・・」
「こんなに簡単な問題がなぜスラスラ解けないの・・・」
など、不安になったり、イライラすることも多いかもしれません。
(昨日「親は勉強を見る必要はない」と申し上げたのはこの点ともつながります)
ですが、あまり心配はいりません。
冒頭で指摘したように、カリキュラムは「忘れるのが当たり前」というスタンスで作られているからです。
多少理解できずに次の単元に進んだとしても、取り返す機会はあるのです。
程度の差はありますが、ほとんどの生徒がその週で学習した内容を「消化しきれずに」次の週を迎えています。
完璧な理解を求めすぎると、かえって親も子も苦しくなってしまいます。
子どもが6年生であれば悠長なことは言ってられませんが、そうでないなら「いま完璧にマスターできなくても、次の機会があるさ」くらいの余裕を持ってほしいと思います。
さいとう
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中学受験のカリキュラムはなかなかハードです。
毎週新しいことをどんどん学習していきます。
ところで、そのカリキュラムについてですが、保護者の方には
「一度で完璧に理解することを前提に作られているわけではない」
ということをぜひ知っていただきたいと思います。
4~5週に1回、復習の回が設けられていますし、
季節講習は基本的に学期の総復習が中心になります。
その他、模試や毎週の確認テストなどの機会で、何度もふれるようになっています。
子どもの勉強を見る機会が多い保護者の方は、
「この程度の理解で大丈夫だろうか?」
「前にやったことをすっかり忘れている・・・」
「こんなに簡単な問題がなぜスラスラ解けないの・・・」
など、不安になったり、イライラすることも多いかもしれません。
(昨日「親は勉強を見る必要はない」と申し上げたのはこの点ともつながります)
ですが、あまり心配はいりません。
冒頭で指摘したように、カリキュラムは「忘れるのが当たり前」というスタンスで作られているからです。
多少理解できずに次の単元に進んだとしても、取り返す機会はあるのです。
程度の差はありますが、ほとんどの生徒がその週で学習した内容を「消化しきれずに」次の週を迎えています。
完璧な理解を求めすぎると、かえって親も子も苦しくなってしまいます。
子どもが6年生であれば悠長なことは言ってられませんが、そうでないなら「いま完璧にマスターできなくても、次の機会があるさ」くらいの余裕を持ってほしいと思います。
さいとう
「算数のお悩み、いまのうちに解決しませんか」
「中学受験(受検)の成否は算数で決まります」
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2015年夏に開校した中学受験・算数専門・個別指導の学習塾です。
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東急池上線(蒲田~旗の台~五反田)や東急大井町線(大井町~大岡山~自由が丘~二子玉川)沿線にお住まいの方でも無理なく通塾が可能です。
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親が子どもに勉強を教える必要はあるのか?
2015.10.12 Monday 18:30 | 親子関係について
こんにちは。算数教師のさいとうです。
保護者の方から、次のような質問を受けることがあります。
「子どもが塾の宿題をやっていて、分からないところがあった場合、親が教えた方がいいのでしょうか?」
私はいつも「子どもに聞かれたとき以外は無理に教えなくていいですよ」と答えています。
特に子どもが4年生以上なら、頼られたとき以外は「子どもに任せる」というスタンスで良いと思います。
親が勉強を教えると、次のようなことが起こりがちです。
①お互い感情的になってしまい、ケンカになってしまう
②塾と違う教え方をして、子どもを混乱させてしまう
こんなことになるくらいなら、はじめから教えない方がいいくらいです。
塾の先生にお任せしましょう。
「教えない」と決めることで、親の方もずいぶん気が楽になるはずです。
しかし「課題解決の方法」が分かっていないようであれば、それは教えてあげてください。
「課題解決の方法」とは、例えば次のようなことです。
「授業で使ったテキスト・ノートを見返してみる」
「塾の先生に質問する」
「辞書で調べる」
さいとう
「算数のお悩み、いまのうちに解決しませんか」
「中学受験(受検)の成否は算数で決まります」
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保護者の方から、次のような質問を受けることがあります。
「子どもが塾の宿題をやっていて、分からないところがあった場合、親が教えた方がいいのでしょうか?」
私はいつも「子どもに聞かれたとき以外は無理に教えなくていいですよ」と答えています。
特に子どもが4年生以上なら、頼られたとき以外は「子どもに任せる」というスタンスで良いと思います。
親が勉強を教えると、次のようなことが起こりがちです。
①お互い感情的になってしまい、ケンカになってしまう
②塾と違う教え方をして、子どもを混乱させてしまう
こんなことになるくらいなら、はじめから教えない方がいいくらいです。
塾の先生にお任せしましょう。
「教えない」と決めることで、親の方もずいぶん気が楽になるはずです。
しかし「課題解決の方法」が分かっていないようであれば、それは教えてあげてください。
「課題解決の方法」とは、例えば次のようなことです。
「授業で使ったテキスト・ノートを見返してみる」
「塾の先生に質問する」
「辞書で調べる」
さいとう
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「ひき算」ではなく「たし算」で!
2015.10.11 Sunday 18:30 | 親子関係について
こんにちは。算数教師のさいとうです。
今日も親子関係について考えていきます。
面談をすると、特に受験生の保護者の方からいろいろと不安の声が聞こえてきます。
「2学期になると、もう少し受験生としての自覚が出てくるかと思っていたのに・・・」
そうですよね!その気持ち、とてもよく分かります!
「相変わらずテレビやゲームばかり。こんな状態で本当に大丈夫なのでしょうか?」
それもよく分かります!
来年の2月1日まであと120日を切りました。
しかし、親や教師の焦りなどどこ吹く風で、子どもたちはいつもと変わらず元気に過ごしています。
そのような様子を見ると、むしろ親の方があせってしまい、ついつい子どもに口うるさく注意をしてしまうようです。
もし、いまそういう状態で苦しんでいるという保護者の方がいらっしゃったら、ぜひとも伝えておきたいことがあります。
「理想の受験生像」というものがあり、その「理想」と目の前の子どもを比べていませんか?
理想の状態を100点とし、減点方式で子どもを評価していませんか?
減点方式になってしまうと、大人も子どもも苦しくなります。
だめなところを探す「ひき算」ではなく、いいところを探す「たし算」の発想で、いま一度我が子をご覧になってください。
受験勉強を始めたときは、いろいろな壁にぶつかってきた我が子が、いまではたくさんのことができるようになっているはずです。
そう考えると、少しは楽な気持ちになるのではないでしょうか。
ちなみに、長年受験生を担当している者から言わせていただくと、私たち大人が心配しようがしなかろうが、受験直前になればだれでも勝手に受験生の顔になります。
「受験生の自覚を持て!」と言われなくても「受験生」になる人もいれば、何度言ってもならない人もいるのです。でも、時期が来るとだれでも自然にそうなります。
つまり、あまり心配する必要はないということです。
大変かもしれませんが、私たち大人にできるのは「子どもを信じて待つ」こと。
これに尽きるのではないでしょうか。
さいとう
「算数のお悩み、いまのうちに解決しませんか」
「中学受験(受検)の成否は算数で決まります」
さいとう算数教室のホームページはこちら↓からどうぞ。
http://www.saito-sansukyoushitsu.com/
2015年夏に開校した中学受験・算数専門・個別指導の学習塾です。
東急池上線 長原駅から徒歩30秒のところに教室があります。
東急池上線(蒲田~旗の台~五反田)や東急大井町線(大井町~大岡山~自由が丘~二子玉川)沿線にお住まいの方でも無理なく通塾が可能です。
現在、10月無料体験授業の申し込みを受付中です。
今日も親子関係について考えていきます。
面談をすると、特に受験生の保護者の方からいろいろと不安の声が聞こえてきます。
「2学期になると、もう少し受験生としての自覚が出てくるかと思っていたのに・・・」
そうですよね!その気持ち、とてもよく分かります!
「相変わらずテレビやゲームばかり。こんな状態で本当に大丈夫なのでしょうか?」
それもよく分かります!
来年の2月1日まであと120日を切りました。
しかし、親や教師の焦りなどどこ吹く風で、子どもたちはいつもと変わらず元気に過ごしています。
そのような様子を見ると、むしろ親の方があせってしまい、ついつい子どもに口うるさく注意をしてしまうようです。
もし、いまそういう状態で苦しんでいるという保護者の方がいらっしゃったら、ぜひとも伝えておきたいことがあります。
「理想の受験生像」というものがあり、その「理想」と目の前の子どもを比べていませんか?
理想の状態を100点とし、減点方式で子どもを評価していませんか?
減点方式になってしまうと、大人も子どもも苦しくなります。
だめなところを探す「ひき算」ではなく、いいところを探す「たし算」の発想で、いま一度我が子をご覧になってください。
受験勉強を始めたときは、いろいろな壁にぶつかってきた我が子が、いまではたくさんのことができるようになっているはずです。
そう考えると、少しは楽な気持ちになるのではないでしょうか。
ちなみに、長年受験生を担当している者から言わせていただくと、私たち大人が心配しようがしなかろうが、受験直前になればだれでも勝手に受験生の顔になります。
「受験生の自覚を持て!」と言われなくても「受験生」になる人もいれば、何度言ってもならない人もいるのです。でも、時期が来るとだれでも自然にそうなります。
つまり、あまり心配する必要はないということです。
大変かもしれませんが、私たち大人にできるのは「子どもを信じて待つ」こと。
これに尽きるのではないでしょうか。
さいとう
「算数のお悩み、いまのうちに解決しませんか」
「中学受験(受検)の成否は算数で決まります」
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