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過去問対策について⑥(演習実施の注意点)
2015.08.21 Friday 22:30 | 過去問対策について
過去問対策について、全12回にわたって説明してまいります。
今日はいよいよ演習実施の注意点です。
1.演習前の準備・心構え
●午前中から実施する場合は、前日は早めに寝て体調を整えて臨む。
すっきりした頭の状態で解くため、前日は早めに寝るようにしましょう。
起床してから脳が十分働くようになるまでには、約3時間かかると言われています。
実施開始時刻から逆算して「何時に起きるか」決めましょう。
●誰にも邪魔をされずに、集中して演習できる場所を確保する。
過去問演習中は「集中力を最大」にし、かつそれを保つ必要があります。
当然ですが、過去問演習中は私語厳禁です。
「誰にも邪魔をされずに、集中して演習できる場所」を確保することが最大のミッションになります。
ご自宅でやる場合、どこでやるのが最も集中できるのか、事前に場所を決めておきましょう。
また、演習中に本人の集中を削がないよう、ご家族の協力も必要になります。
ごきょうだい(特に弟・妹)がいる場合、演習中に話しかけたり、大きな音を立てたりして集中を妨げないよう配慮してください。
過去問演習は極力自宅以外でやるのが望ましいです。
自習室が使える塾にお通いの場合は、自習室での演習を検討した方がよいと思います。
●タイマーやストップウォッチなど、時間を計測できる機器を用意する。
当然ですが、入試には制限時間がありますので、時間を計って解く必要があります。
計測できる機器を用意してください。
タイマーやストップウォッチは便利なのですが、頼り過ぎるのは危険です。
入試本番にはタイマーやストップウォッチは持ち込めませんので、アナログ時計やデジタル時計での時間管理にも慣れておく必要があります。
入試本番で初めてアナログ時計で時間管理をしたため、終了時刻を10分長めに勘違いしてしまい、終了時刻直前に慌ててしまった、なんて失敗談もかつて耳にしたことがあります。
また、これも実際にあった話ですが、自宅で一人で解いていると、終了時間がきても「あともう少しで解けそうだから」と、こっそり時間を延長してしまうこともあります。
自分を甘やかす傾向があるお子様の場合は、保護者・塾の先生の管理の下で演習した方がいいかもしれません。
●定規やコンパスは必要であれば準備する
学校によっては定規・コンパスが必要です。
解き始めてから気付くことがないよう、事前にチェックしておきましょう。
●過去問演習中の離席は厳禁。「トイレに行く」「飲み物を飲む」のは休憩時間に!
特に自宅で一人で演習する場合は注意しなければなりません。
保護者の方に話を聞くと、演習中に離席する子は意外に多いです。
過去問演習中は、ただひたすらに目の前の問題に集中しましょう。
途中でタイマーを止めてて別のことをするのも厳禁です。
試験時間が50分なら50分、問題を解くことだけに集中してください。
【まとめ】
●体調管理を万全に!過去問演習は前日から始まっています。
●必要なもの(計測機器・定規、コンパス)などは事前に準備しておく。
●演習中の私語・離席は厳禁。集中して演習できる場所でやる。
●極力自宅以外で演習するのがおすすめ。
(自宅だと緊張感を保ちにくいため、どうしても自分に甘くなってしまう)
2.演習中に意識すること
過去問演習の目的でもふれましたが、過去問を解くことで「問題の量と時間配分を身をもって経験することが大切です。複数年度解いた結果、教科の特性や傾向、その対策を自分なりにつかめるようにしましょう。
例
「計算問題は毎年3題以上出題されているな」
→【対策】絶対に落とせないぞ!少し時間がかかってもいいから丁寧にやろう!
「大問2の一行問題の中にも数題、時間がかかりそうな問題がある」
→【対策】そういう問題があったら、いったんとばそう!
「最後の大問は必ず図形が出題されている」
→【対策】テキストでもう一度平面図形・立体図形の復習をしておこう!
「一部の問題は式と考え方を要求されるのか」
→【対策】塾の先生に、書き方についてアドバイスをもらおう!
上記の例のように、傾向と「自分なりの対策」を考えることが大事です。
ただ何となく解いている人と、このように考えながら解いている人では、知らず知らずの間に大きな差がついています。
さいとう
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