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過去問対策について③(過去問演習の準備1)
2015.08.18 Tuesday 19:30 | 過去問対策について
こんにちは。算数教師のさいとうです。
過去問対策について、全12回にわたって説明してまいります。
今日は過去問演習を始める前の準備についてです。
過去問演習は、事前の準備が非常に大切になりますので、今日から3回に分けて丁寧に説明していきます。
①演習開始の時期について
現在塾にお通いの方は、塾の先生の指示に従ってください。
早ければ9月上旬、遅くとも10月中にはスタートするはずです。
開始時期が遅すぎるのは問題ですが、かと言って早ければいいという訳でもありません。
後日お伝えをしますが、過去問を解いても最初は全然点数が取れません。
合格ラインは多くの学校で6割~7割なのですが、最初の方は「100点満点中20~30点くらいしか取れない」のがふつうです。
(なのでショックを受けないようにしてください。それでも、回を重ねるごとにだんだんできるようになってきます!)
塾の夏期講習では、これまで習った内容を、「割合」「速さ」「平面図形」「立体図形」のように分け、分野ごとに復習をしています。
家庭学習でも同様に総復習を行うよう、塾から学習指示が細かく出ているはずです。
2学期も入試対策として、やはりテーマごとの復習をしていきます。
このように、復習を繰り返していくことで、だんだん入試問題で得点が取れるようになっていくのです。
あまりに早く過去問演習を始めてしまうと、この積み重ねがない分、余計に点数が取れません。
昨日も申し上げましたが、過去問演習は入試本番に近いシチュエーションで問題を解く大切な機会です。
せっかくの機会ですから「ある程度」準備をしてから臨んでほしいと思います。
とは言え、完璧に準備ができるのを待っていると、なかなか始められなくなります。
運動前に準備体操は必要ですが、準備体操ばかりに時間を使うわけにはいきません。
また、準備体操で疲れ果ててしまうのは本末転倒ですよね。
要は、「ある程度」準備ができた段階で過去問演習をスタートさせないと間に合わないというわけです。
そのちょうどよい時期が、冒頭の「早ければ9月上旬、遅くとも10月中にはスタート」ということになります。
②過去問の準備
開始時期が決まったら、それまでに過去問を揃えておきましょう。
スムーズに演習を開始するためには、この時期までに第1志望校を含め「確実に受験する学校を2~3校」を確定しておく必要があります。
過去問の形状ですが、次の2つに大別できます。
1.学校で販売・配布している過去問
学校によっては説明会等の機会に、過去問の「原本」を販売・配布することもあります。
こうした機会を利用し、可能な限り、原本を入手するようにしてください。
(市販の過去問集は非常に便利なのですが、編集上の都合もあり、原本を忠実に再現しているわけではありません)
原本を手に入れたら、同じサイズにコピーをとって実施するのがよいでしょう。
原本は保存しておき、直前の総仕上げ用として使います。
2.市販の過去問集
最もスタンダードなのが「声の教育社」版の問題集です(オレンジの表紙)
書店で購入することができますが、人気のある学校だと売り切れている場合もあります。
余裕を持って、早めに準備されることをおすすめいたします。
※「声の教育社」版はAmazonでも購入できるようですが、年度にご注意ください。
※今年(2015年)は平成27年ですが、最新版は「平成28年度用」です!
解答用紙がB5サイズに編集されていますが、指示にしたがって拡大コピーすると実物と同じ大きさになります。
可能であれば問題用紙もコピー(サイズは同一でかまいません)しておくと、演習の際に実施しやすくなります。
問題集に直接書き込んでしまうと、解き直しをするときや、もう1回その回次をやるときに、書き込みが邪魔になってしまうため、おすすめできません。
準備編は明日に続きます。
さいとう
過去問対策は、さいとう算数教室にお任せください!
さいとう算数教室のホームページはこちら↓からどうぞ。
http://www.saito-sansukyoushitsu.com/
2015年夏に開校した中学受験・算数専門・個別指導の学習塾です。
東急池上線 長原駅から徒歩30秒のところに教室があります。
東急池上線(蒲田~旗の台~五反田)や東急大井町線(大井町~大岡山~自由が丘~二子玉川)沿線にお住まいの方でも無理なく通塾が可能です。
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