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危険な口癖②

こんにちは。さいとう算数教室のさいとうです。

今日はちょっと厳しい話をします。

危険な口癖② 苦手だから…

これは、問題ができなかったとき、テストで点数が良くなかったときなどについつい言ってしまう口癖です。

「苦手だから…」の「…」の部分には、
「できなくても仕方がないでしょ」「いい点数取れないのが当たり前でしょ」といった言葉が省略されています。

でも、ちょっと待ってください。本当にそうでしょうか?
問題ができないのは本当に苦手だからでしょうか?
テストで点数が取れないのは本当に苦手だからでしょうか?

断言しますが、中学受験のテキストに載っている計算問題や、基本レベルの問題は、誰でも必ず解けるようになります。もちろん、やるべきことをきちんとやればという条件がつきますが。

基本問題ができないのは「苦手だから」ではありません。
やるべきことをきちんとやっていないからです。
厳しい言い方をすると「努力が足りていない」だけなのです。
その事実に向き合いたくないから「苦手だから…」という言葉に逃げているだけなのです。

できない理由を分析し、それを克服していくのが勉強です。
 「苦手だから…」とすぐ言う人はその作業から目をそむけています。 
なぜ「苦手だから…」と言ってしまうのかというと、その方が楽だからです。
「できない現実を直視する」「できない理由を分析する」のは、子どもにとっては苦痛な作業です。
しかし、「苦手だから…」で片付けられれば、その作業から逃げ出すことができます。
 
これではいつまでたってもできるようになりませんよね。
そして「だから苦手だと言っているでしょ」と、さらに苦手だと思い込んでしまうので、結局「できないモード」から抜け出せないのです。

口癖恐るべし!!!
この「できないモード」抜け出すためには「苦手だから…」という言葉を飲み込まなければなりません。
 
明日も「苦手」という言葉についてお話しようと思います。
それでは、また明日!


さいとう
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