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危険な口癖②補足

こんにちは。さいとう算数教室のさいとうです。

昨日の補足です。

【昨日のまとめ】
問題ができないときや点数が悪かったときに「苦手だから…」という言葉を安易に使ってはいけません。なぜなら「苦手だから…」で片づけてしまうと、できない本当の原因が見えなくなってしまうからです。


【今日の本題】
言わないでほしい口癖ではありますが、子どもの「苦手だから…」はけっして嘘ではありません。正確には苦手だと「思い込んでしまっている」のだと思います。

つまり、子どもに「自分は算数が苦手なんだ」と刷りこんでしまった誰かがいるということです。
そして、衝撃的なことですが、それは親や教師である可能性が高いです。

このようなことを子どもの前で言っていませんか。

「うちの子は算数が苦手で…」(親)
「○○くん(さん)は、算数が苦手だよね」(教師)

大人から何度も言われてしまうとどうしても「自分は算数が苦手なんだ」と思ってしまいます。
口を滑らせないよう、注意したいものですね。


【苦手という「思い込み」を克服するために】

すでに苦手だと思い込んでしまっている場合はなかなかやっかいですが、克服方法はあります。
それは「できた!」という経験をたくさんさせてあげることです。
「こんなに問題が解けるのだから、あなたは算数は苦手ではありませんよ」という根拠を与えてあげるのです。

易しめの問題でもかまいません。自力で解いて○がもらえれば、子どもはだんだん自信をつけてきます。
苦手と思わせることは簡単なのですが、それを克服するのは本当に大変なのです!


さいとう
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