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伸びる子の特徴③

こんにちは。算数教師のさいとうです。
今週は伸びる子の特徴についてです。

おとといはテストを受けるときのスタンスの違いについて、昨日は宿題をやるときのスタンスの違いについて話をしましたが、共通して言えるのは、

目の前の1問を真剣に解いているかどうか

これが「伸びる子」と「伸びない子」のいちばんの差です。


今日はその補足です。
「解いている問題のレベルは、子どもにとって適切ですか?」

目の前の1問を真剣に解いてほしいのですが、だからといって、実力とかけ離れすぎた難問ばかりをやらせても、あまり効果は得られません。
効果が得られないどころか、逆効果になります。

できない問題ばかりやらされて、不正解ばかりが続くと、当然子どもは嫌になりますよね。
しかもこの状況で「真剣に解くんだ!諦めるな!」と強制されると、算数嫌いにもなりかねません。(私なら確実になります…)

ですから、解かせる問題のレベルには、細心の注意を払わねばなりません。
人にもよりますが、自力で解ける問題40%、ちょっと難しい問題60%くらいがちょうどいいと思います。

算数に苦手意識がある場合は、自力で解ける問題を多め(60%以上)にしてください。
正解するごとに自信がつき、難しい問題にもチャレンジできるようになります。

算数が得意な場合は難しい問題を多めにしてください。
自力で解ける問題20%、ちょっと難しい問題60%、応用問題20%のようなイメージです。
算数が好きな子・得意な子には、難しい問題を解かせた方が喜びます。

適切なレベルの問題を解かせているからこそ、
「目の前の1問を真剣に解きなさい」と言えるのです。
この点、誤解のないように御願いします。

ただ、問題レベルの判断は保護者の方にとっては難しいと思います。
いま塾に通われている方は、授業担当の先生に相談してみてください。

集団塾では全員一律に宿題を出されていることもあります。
この場合も担当の先生に相談してみてください。
きっと優先順位をつけてくれるはずです。

①お子様にとって適切なレベルの課題を与えられるかどうか
②課題の優先順位を的確に示せるかどうか
これが優秀な教師とそうでない教師の差です。

そんなことはないと信じたいですが「基本から応用までとにかくテキストを全部やってください」と言う教師がいたら、教師失格です。

万が一このような雑な対応をされたら、こっそり私に相談しにいらしてください。
私が代わりにお示しします。どうぞお気軽に御相談ください。
※お子様の状況は、体験授業を受けていただければほぼつかめます。

さいとう


東急池上線 長原駅より徒歩30秒!
さいとう算数教室のホームページはこちら↓からどうぞ!
http://www.saito-sansukyoushitsu.com
 
現在、夏期体験講習の申し込みを受付中です。
個別指導(1対1指導・1対2指導)や、夏期特別講座(お盆集中特訓・計算特訓・割合特訓)を受講することができます。ご興味のある方は、教室までお電話(03-6421-9390)ください。

 
【受付時間】木曜日は閉室です。
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火曜日 15:00~20:00
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