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伸びる子の特徴①
2015.07.06 Monday 20:30 | 伸びる子の特徴
こんにちは。算数教師のさいとうです。
今週は「算数が伸びる子の特徴」についてまとめていきます。
同じシチュエーションで「伸びる子は~する」「伸びない子は~する」の対比で分かりやすく説明しようと思います。
厳しい話も出てきますが、それだけ真剣に伝えたいということですので、どうかご容赦ください。
テストで解けない問題に出くわしたとき・・・
「伸びる子」は最後まで一生懸命考える。
「伸びない子」は早々に解くのを諦め、筆記用具をいじりはじめる。
【解説】
伸びる子も伸びない子も、自分が解ける問題はきちんと解きます。そこに差はありません。
いちばん差がつくのは「解けない問題」に出くわしたときの対応です。
「伸びる子」は時間が許す限り、その問題を考え続けます。
この解き方でうまくいかなければ、あの解き方を試してみよう、というように試行錯誤をするのです。
解ける・解けないに関わらず、最後まで鉛筆を持つ手が動いています。
「伸びない子」はすぐに解くのを諦めてしまいます。あまった時間で解いた問題の見直しをしてくれればいいのですが、そんなことはしません。たいていボーッとしたり、頬杖をついたり、筆記用具をいじったりしています。
率直に言わせていただくと、
入試本番でなければ、正解・不正解はさほど重要ではありません。
それよりも、最後まで諦めなかったかどうかの方がはるかに重要です。
(この2行が今日の最大のポイントです!)
実はこの差はとてつもなく大きいのです。
問題を解くときのスタンスの差は、解説を聞くときのスタンスの差にもつながります。
一生懸命解いていた子は、解説も真剣に聞くことができます。
解けなかった問題(正解できなかった問題)のときはなおさらです。
「どこまではできて、どこからができなかったか」が明確なので、解説で聞くべきポイントも明確になっています。
吸収力が抜群の状態で解説を聞くことができるので、どんどん伸びていきます!
一方、途中であきらめてしまった子はどうでしょうか。
そもそも問題に手をつけていないので「どこまではできて、どこからができなかったか」が明確ではありません。そのため、解説を漫然と聞いてしまうのです。
真剣に解けない人が、解説を真剣に聞けるはずがありませんよね。
よく考えてみれば当然なのですが、意外に見過ごされがちな事実です。
分からなくても解説を聞けばいいや、と安易に考えがちですが、
「真剣に問題を解いていたかどうかで、解説の理解度も変わってくる」ということぜひ覚えておいてください。
●「伸びる子」になるためにできること●
まずは目の前の1問を真剣に解いてみよう!
そこからすべてが変わりますよ。
明日は宿題のやり方についてお話いたします。
さいとう
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