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遠回しの注意②
2017.09.03 Sunday 19:00 | 今日のひとこと
こんにちは。さいとう算数教室のさいとうです。
「遠回しの注意が分からない人には分かるように伝えればいいじゃないか」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
たしかにおっしゃる通りです。私もそのようにしています。
きのうのように、どうしても分からない場合は直接的な言い方で伝えます。
また、相手が小学校2年生・3年生のときも同様です。
ただ、いつまでたっても遠回しの言い方が伝わらない・・・となると、いろいろと困ったことが起こります。
なぜなら「遠回しな言い方」が分からないと問題が解けない場面が多々あるからです。
例えば、最近授業で扱った問題の中からほんの一例を挙げると、
①6まいずつ配ると2人分不足します=つまり「12まい足りない」ということ
②AはBの1.5倍です=つまり「A:B=3:2」ということ
③Aの4倍とBの3倍が等しい=つまり「A:B=3:4」ということ
④1000円札を1枚出すと、おつりとして40円をもらいました=つまり「代金は960円」ということ
⑤分母と分子に同じ数を足しました=つまり「差は変わらない」ということ
⑥帰りは行きの2倍の速さでした=つまり「帰りは行きの半分の時間かかった」ということ
=の左側が「遠回しな言い方」、右側が「直接的な言い方」になります。
最初から右側の言い方をしていればだれでも解けるんです!!
ところが左側の言い方になると分からなくなる人がいます。(だから差がつく)
自身で右側の言い方に置き換えられずに困ってしまうのです。
「遠回しの注意」が分からない人は間違いなく困るグループに属します。
子どもにいつも「直接的な注意」をしてしまう人は注意しなければいけません。
あえて「遠回し」に伝えてその意味を考えさせることも大切な勉強です。
さいとう
「遠回しの注意が分からない人には分かるように伝えればいいじゃないか」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
たしかにおっしゃる通りです。私もそのようにしています。
きのうのように、どうしても分からない場合は直接的な言い方で伝えます。
また、相手が小学校2年生・3年生のときも同様です。
ただ、いつまでたっても遠回しの言い方が伝わらない・・・となると、いろいろと困ったことが起こります。
なぜなら「遠回しな言い方」が分からないと問題が解けない場面が多々あるからです。
例えば、最近授業で扱った問題の中からほんの一例を挙げると、
①6まいずつ配ると2人分不足します=つまり「12まい足りない」ということ
②AはBの1.5倍です=つまり「A:B=3:2」ということ
③Aの4倍とBの3倍が等しい=つまり「A:B=3:4」ということ
④1000円札を1枚出すと、おつりとして40円をもらいました=つまり「代金は960円」ということ
⑤分母と分子に同じ数を足しました=つまり「差は変わらない」ということ
⑥帰りは行きの2倍の速さでした=つまり「帰りは行きの半分の時間かかった」ということ
=の左側が「遠回しな言い方」、右側が「直接的な言い方」になります。
最初から右側の言い方をしていればだれでも解けるんです!!
ところが左側の言い方になると分からなくなる人がいます。(だから差がつく)
自身で右側の言い方に置き換えられずに困ってしまうのです。
「遠回しの注意」が分からない人は間違いなく困るグループに属します。
子どもにいつも「直接的な注意」をしてしまう人は注意しなければいけません。
あえて「遠回し」に伝えてその意味を考えさせることも大切な勉強です。
さいとう
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