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遠回しの注意①

こんにちは。さいとう算数教室のさいとうです。

注意の仕方には大きく分けて2つあります。

「直接的な表現で注意する」

「遠回しに注意する」

非常に残念なことですが、最近子ども達に「遠回しの注意」が伝わらないケースが増えてきました。

「奇数番号の問題だけやりましょう」という指示の下、問題演習をしていました。

ある小5の生徒が途中から偶数番号の問題を解いていました(よくあるケースです)

そこで私がその生徒に「奇数番号の問題だけをやるんだったよね?」と声をかけました。

その子は顔を上げ「はい」と答えて、再び偶数番号の問題を解き始めました・・・。

この話はフィクションですが、似たようなケースがたくさんあります。

「奇数番号の問題だけをやるんだったよね?」というのは遠回しの注意です。

わざわざそのような声かけをしたということは・・・

「あなたは指示通りできていないよ」と言われたと思ってほしいわけです。

●奇数番号の問題をとばしているのでは?

●まちがって偶数番号を解いているのでは?

と考えて、自分の解いた問題を振り返ってほしいわけです。

ところがこの生徒は、そうはしません(できません)でした。

結局「あなたが解いている(8)は奇数番号かな?」と言って初めて気づきました。

このように、かなり直接的な表現で注意しないと伝わらないケースが増えてきました。
(もちろん遠回しの注意が伝わる人の方が多い、ということも補足しておきます)

 
 
さいとう

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