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工夫できる?できない?②
2016.12.04 Sunday 23:00 | 今日のひとこと
こんにちは。算数教師のさいとうです。
きのう触れましたが、工夫して解く計算問題をやらせてみたときの反応は
大きく次の3種類です。
①工夫することに気づき、なおかつ求められている方法で解くことができた
②工夫を求められていることは気づいたが、どうすればいいか分からなかった
③工夫を求められていること自体に気づかなかった
①と②の共通点は「これは工夫して解く問題だな」と気がつけたことです。
違いはその方法まで分かったのかどうかです。
②と③の違いは、工夫すること自体に気づいたかどうかです。
【経験値】
「前に同じような問題を解いたことがある」という経験は大きな武器です。
これを『経験値』と呼ぶことにしましょう。
たとえば「78×58+78×42」という計算。
これは分配法則を使って「78×(58+42)」とすると楽に計算をすることができます。
似たような問題を解いたことがある人にやらせると、ほとんどの人がこのやり方で解けます。
一方、このタイプの問題を初めて解く人にやらせるとどうでしょうか。
そのほとんどが次のようにまともに計算するでしょう。
78×58=4524
78×42=3276
4524+3276=7800
計算の工夫にはさまざまなものがあります。
いろいろな問題に触れておく、つまり経験値を高めておくことが有利に働くのです。
明日に続きます。
さいとう
きのう触れましたが、工夫して解く計算問題をやらせてみたときの反応は
大きく次の3種類です。
①工夫することに気づき、なおかつ求められている方法で解くことができた
②工夫を求められていることは気づいたが、どうすればいいか分からなかった
③工夫を求められていること自体に気づかなかった
①と②の共通点は「これは工夫して解く問題だな」と気がつけたことです。
違いはその方法まで分かったのかどうかです。
②と③の違いは、工夫すること自体に気づいたかどうかです。
【経験値】
「前に同じような問題を解いたことがある」という経験は大きな武器です。
これを『経験値』と呼ぶことにしましょう。
たとえば「78×58+78×42」という計算。
これは分配法則を使って「78×(58+42)」とすると楽に計算をすることができます。
似たような問題を解いたことがある人にやらせると、ほとんどの人がこのやり方で解けます。
一方、このタイプの問題を初めて解く人にやらせるとどうでしょうか。
そのほとんどが次のようにまともに計算するでしょう。
78×58=4524
78×42=3276
4524+3276=7800
計算の工夫にはさまざまなものがあります。
いろいろな問題に触れておく、つまり経験値を高めておくことが有利に働くのです。
明日に続きます。
さいとう
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