とある算数教師のブログ「日々勉強中ー約10行日記」

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こんにちは。さいとう算数教室のさいとうです。

勉強と上手に向き合っている人は、そうでない人と何が違うのでしょうか。

きのうに続いて今日は「嫌いな教科」「苦手教科」に対する考え方についてです。


③「やれば必ずできるようになる」という考えを持っている

まずはじめにお伝えをしておきますが、

中学受験の勉強では特別な「才能」や「センス」が求められているわけではありません。
だれでも努力や訓練次第で一定以上の成果をあげることができます。

このことを前提にして、以下の文章をお読みください。
 

できない教科があると(テストで点数が取れないと)、 
「嫌いだから」「苦手だから」と言い訳してしまう人がいますが、それは違うと思います。
 嫌いだからできないのではなく、苦手だからできないのでもなく、
「単に勉強していないから」できないのです。
 
「勉強していないからできないんだよ」という言い方は、努力不足を指摘しているので、
 もしかしたら厳しい言い方に聞こえてしまうからもしれませんね。

でも決してそんなことはありません。
もし「君には才能がないからできないんだよ」と才能不足を指摘されたらどうでしょうか。
こちらの方がもっと厳しい、残酷な言い方ですよね。
なぜなら、もし仮にそれが真実であれば、できるようになるのを諦めるしかないからです。

「勉強していないからできないんだよ」という言葉は、 
「勉強すればできるようになるよ」ということの裏返しです。 
つまり「自分次第で」なんとかできるよ、ということなのです。

勉強と上手に向き合っている人は、以上のことが分かっているから頑張れるのです。


さいとう

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