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何度も教えているのに・・・と思ったら①
2015.09.15 Tuesday 20:30 | 今日のひとこと
こんにちは。算数教師のさいとうです。
「何度も同じことを教えているのに、生徒(子ども)がなかなかできるようにならない!」と感じることはありませんか。
もちろん、私もあります。
その理由について、以下にまとめてみました。
①内容が難しすぎる
何度も何度も教えているのに、いっこうに定着しない場合は、「教えている内容が、生徒にとって難しすぎる」という可能性があります。
つまり、その生徒にとって「いまは、これをやる時期ではありません」ということです。
無理やり理解させようとすると、お互いが苦労するばかりでなく、生徒(子ども)を算数嫌いにしてしまう可能性があります。
受験直前期でなければ、いったん置いておき「時間が解決してくれる」のを待ちましょう。
待つのは勇気がいる行動ですが、生徒は日々成長しています。
後日(2,3ヶ月後)説明したら、あっさり理解し、できるようになった、なんてケースも多々あります。
②そもそも生徒ができるようになろうと思っていない
教える側が一生懸命でも、生徒に理解する気がなければ(聴く気がなければ)、できるようにはなりません。
ここからの説明では、「きく」は「聴く」を使います。
『聴く』には「耳を傾けて注意して聞き取る」という意味があります。
「耳で音や声を感じとる」という意味の『聞く』よりも、積極的なイメージです。
①のように、自分にとって内容が難しすぎるので、生徒が理解するのを諦めてしまう場合もあります。
しかし「きちんと『聴いて』いないから、できるようにならない」という場合もあるのです。
教師や親が説明をしているときの生徒の様子はどうですか?
●よそ見をしていたり、ボーッとしていませんか?
●解説を書くことに一生懸命になっていませんか?
「これ、前にも説明したよね?」と聞くと、「そうでしたっけ?」という反応をする生徒は、説明をきちんと聴いていない生徒です。
きちんと聴いていないので、これが1回目の説明なのか、2回目なのかも分からないのです。
そのような聴き方をしている限り、今後も同様のことが続くでしょう。
これを期に、聴き方の指導をしてみてはいかがでしょうか。
指導の際はぜひこちらも参考にしてください。(伸びる子の特徴⑥)
明日に続きます。
さいとう
さいとう算数教室のホームページはこちら↓からどうぞ。
http://www.saito-sansukyoushitsu.com/
2015年夏に開校した中学受験・算数専門・個別指導の学習塾です。
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