とある算数教師のブログ「日々勉強中ー約10行日記」

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こんにちは。算数教師のさいとうです。
昨日は「やる気」についてお話いたしました。
 
●「やる気」の有無は行動に表れる
●「やる気」の強さは、実行に移すまでのスピードに表れる

ここから大事な内容になります（本題と言ってもいいかもしれません）
昨日のブログをお読みでない方は、まずはこちらをお読みください。

昨日お伝えした通り、私は生徒の「やる気」の有無や強さが分かるのですが、もちろんそれを知ること自体を目的にしているわけではありません。

以下に「やる気」チェックのポイントを４つ挙げました。
私は③④のために、生徒の「やる気」の状態をチェックしています。
参考になさってください。


【「やる気」チェック　４つのポイント】

①「やる気」のないことを指摘しても効果がない

「あなたはやる気がありませんね！」と言われて、「申し訳なかったな。じゃあ、これからやる気を出してがんばろう！」と思う人はいるでしょうか。
おそらくいないでしょう。少なくとも私はやる気になりません。
仮に事実だとしても、「やる気」のないことを指摘しない方が良いでしょう。
 
 
②「やる気」を出すことを強要しても効果がない

①と同様に「やる気を出せ！」と言われて、やる気の出る人はめったにいません。
出る人もいるかもしれませんが、その効果は一時的です。
確かに「やる気」がある方がいいのかもしれませんが、それを強要するのは間違いです。


③「やる気」の出ない原因を発見し、ケアするために行う

やる気がない状態には、必ずその原因があります。
もしかしたら、疲れがたまっているのかもしれません。
何か悩みを抱えているのかもしれません。
実は、アドバイスの内容が気に入っていないのかもしれません。

その原因が分かれば、自ずと対処法も見えてきます。
正しく対処ができれば、必ずやる気は戻ってきます。


④アプローチの仕方を改善するために行う

こちらのアプローチ(生徒への接し方)次第で、子どもはやる気になったり、やる気を失ったりします。
生徒のやる気の状態をチェックすることで、このアプローチを継続すべきか、変えるべきかの判断ができます。


さいとう


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http://www.saito-sansukyoushitsu.com/
２０１５年夏に開校した中学受験・算数専門・個別指導の学習塾です。

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