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計算ミスを防ぐ対策④

こんにちは。算数教師のさいとうです。
今日も計算ミスを防ぐ方法です。


計算ミスを防ぐ対策④ 「小数を分数に直して計算する」

例:「72×0.125」

この計算はどうやってやりますか?
筆算を使うと時間もかかりますし、間違える可能性があります。

しかし、0.125=1/8(8分の1)であることを知っているとカンタンにできてしまいます。

72×0.125=72×1/8=9とすぐに答えがでるのです。


分数⇔小数の変換で必ず覚えてほしいものを下にまとめておきます。
(小5のうちにカンペキに覚えましょう!)

これだけは覚えよう!
1/2=0.5  

      
1/4=0.25  
3/4=0.75  

1/5=0.2         1/8=0.125
2/5=0.4         3/8=0.375
3/5=0.6         5/8=0.625
4/5=0.8         7/8=0.875


特に計算で楽ができるのは、分母が4や8の分数に変換できる小数が出てきた場合です。
6年生も皆さんは、きちんと覚えられているかチェックをしてみましょう!


さいとう

 
「算数のお悩み、いまのうちに解決しませんか」
「中学受験(受検)の成否は算数で決まります」

さいとう算数教室のホームページはこちら↓からどうぞ。
http://www.saito-sansukyoushitsu.com/
2015年夏に開校した中学受験・算数専門・個別指導の学習塾です。

東急池上線 長原駅から徒歩30秒のところに教室があります。
東急池上線(蒲田~旗の台~五反田)や東急大井町線(大井町~大岡山~自由が丘~二子玉川)沿線にお住まいの方でも無理なく通塾が可能です。
 

【さいとう算数教室からのお知らせ】

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計算ミスを防ぐ対策③

こんにちは。算数教師のさいとうです。
今日も計算ミスを防ぐ対策についてです。

 

計算ミスを防ぐ対策③ 「『分配法則』を利用する」

「分配法則」は算数・数学用語で、
「A×B+A×C=A×(B+C)」というルールのことです。

簡単に言うと「A×B+A×C」も「A×(B+C)」も答えが一緒になるから、どちらでもやりやすい方でやっていいですよ、ということです。

例:①32×48+32×52=②32×(48+52)

①でやっても、②でやってもどちらも答えは同じになります。

①だと
32×48=1536
32×52=1664
1536+1664=3200 となります。

②だと
48+52=100
32×100=3200 となります。

どちらがやりやすいかは言うまでもありませんね!


分配法則を使うと、計算の手間が省ける場面がたくさんあります。
早速活用例を紹介します。


活用例1 「3.14の計算回数を減らす!」

「4×4×3.14×2+4×2×3.14×6」という計算があったとき、

16×3.14=50.24
50.24×2=100.48
・・・
というように1つ1つ順番に計算する子がいます。
この計算をまともにやると、時間もかかりますし、それだけミスする確率も高くなります。

 4×4×3.14×24×2×3.14×6
32×3.14+48×3.14 ← まず3.14以外の部分を計算します!
=(32+48)×3.14   ← 分配法則を利用!
=80×3.14
=251.2

8×3.14=25.12と覚えていれば、80×3.14の答えはすぐに分かりますね。
まともにやると小数の計算が何度も必要ですが、これだと1回で済みました!

 

活用例2 「『キリのいい数』との差を考える」

「45×98」という計算があったとき、まともに筆算で計算すると時間がかかりますし、ミスしやすくなります。
ここでも98⇒100-2であることを活用し、分配法則でやってみます。

 45×98
=45×(100-2)   ←98を100-2に変える
=45×100-45×2 ←分配法則を利用
=4500-90    ←簡単な引き算になりました
=4410

どうでしょう。
こちらも簡単な計算になりました!


分配法則はとても便利ですので、有効活用したいですよね。


さいとう


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計算ミスを防ぐ対策②

こんにちは。算数教師のさいとうです。
計算ミスを防ぐ対策として、昨日は「計算しない=覚える」という方法を紹介しました。
今日も計算ミスを防ぐ対策についてお話いたします。


計算ミスを防ぐ対策②「『キリのいい数』との差で考える」


これも計算ミスを防ぐ対策として非常に有効です。
例を挙げて考えてみましょう。

例1.「146+98」

この計算ですが、普通に筆算すると計算ミスをする可能性があります。
では、98が「100より2小さい数(100-2)」であると考えるとどうでしょう。
ここでの「キリのいい数」というのは100のことです。

【146+98の暗算方法】
①146+100=246 ← キリのいい100を足す
②246-2=244   ←でも100だと2余計に足したので、たしすぎた2を引く

答え.244

①②を頭の中でできるようにしましょう。
これなら暗算でできそうですね!

例2.「146-98」

引き算も同じように考えることができます。

【146-98の暗算方法】
①146-100=46 ← キリのいい100を引く
②46+2=48   ← でも100だと2余計に引いたので、引きすぎた2を足す 

答え.48


たったこれだけの工夫で、簡単に、しかもすぐに答えが出せるようになりました。
実は、このような小さなことの積み重ねで、計算のスピードや、正確性に差が生まれるのです。
明日も計算ミスを防ぐ対策を紹介したいと思います。
類題にチャレンジして、この考え方を身につけましょう!


さいとう

類題にチャレンジ!(解答は下にあります)
①1016+999=
②3013-998=
③9+99+999+9999=





類題の解答
①2015 ②2015 ③11106


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計算ミスを防ぐためには?

こんにちは。さいとう算数教室のさいとうです。

「計算ミスを防ぐにはどうすればいいですか?」という質問をよく受けます。
対策についてお話したいと思います。


まず「ミスを防ぐ」対策には大きく2種類あります。
1.ミスそのものをしないようになる
2.自分のしたミスに「気づいて」訂正できるようになる

ミスそのものをしなければいいのですが、ミスをしない人間はいません。
算数教師の私だって、当然ミスはします。
しかし、ミスに気がついて直すことができれば失点は防げます。

今日からしばらくは「ミスそのものをしないようにする」対策について書いていきます。
本日、もう一度更新予定ですので、お楽しみに!


さいとう

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計算ミスを防ぐ対策①

こんばんは。算数教師のさいとうです。
計算ミスを防ぐ対策について、早速お話いたします。


計算ミスを防ぐ対策① 「計算をしない」


計算ミスをしないためには「計算をしなければいい」のです。

「何を言っているんだ!?」と思った方もいるかもしれませんが、以下をご覧ください。


18×18の答えはいくつでしょう?


答えは324です。

 

ある生徒は、一生懸命筆算で計算をし「334」という答えを出して間違えました。
別の生徒は、一瞬で「324」と答えて正解しました。

2人の生徒は何が違うのでしょうか。
一方は「答えを覚えていない」、もう一方は「答えを覚えている」という違いです。

この差はとてつもなく大きいです。

18×18を筆算で計算すると、正解するときもあれば、くり上がり忘れやたし算間違えなどで、正しい答えが出てこない可能性があります。

一方、18×18=324と覚えていれば、何度聞かれても一瞬で324と答えることができます。
「答えを覚えればミスをしない」のです。さらに「答えを覚えていれば計算時間がかからない」のです。

答えを覚えておくことは、いいことばかりなのです!
よく出てくる計算、知っておくと便利な計算については、答えを覚えてしまうことをオススメいたします。
まずは「これだけはぜひ!」というものを下に示しておきます。
カードを用意し、表に「11×11」裏に「121」と書き、覚えてみてください。

これだけは覚えておこう!(①平方数)
11×11=121  16×16=256
12×12=144  17×17=289
13×13=169  18×18=324
14×14=196  19×19=361
15×15=225

これだけは覚えておこう!(②3.14の計算)
3.14×1=  3.14  3.14×6=18.84
3.14×2=  6.28  3.14×7=21.98
3.14×3=  9.42  3.14×8=25.12
3.14×4=12.56  3.14×9=28.26
3.14×5=15.7

こういうと「いちいち覚えるのがメンドクサイ」という残念な子が必ずいます。
いちいち計算する方がはるかに「メンドクサイ」と思うのですが、いかがでしょうか。
(ちなみに「面倒くさい」は私の「5大嫌いな言葉」です)


さいとう


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