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ミスをしやすい人へ⑥(指摘ではなく気づかせる)

こんにちは。算数教師のさいとうです。

子どものミスに対する、親・教師の対応パターンは大きく次の3つに分かれます。

①指摘する
②本人に気づかせる
③ミスを防ぐ方法を教える(②のあとに)

このブログをよく読んでくださっている方は、
私が①よりも②や③を推奨していることがお分かりいただけるかと思います。


①指摘する

「ここがちがっているよ」と教えてしまう方法です。 
時間がないときなどについやってしまいがちです。
たしかにいちばん手っ取り早い方法ですが、これでは本人の成長につながりません。
この指摘がかえって、本人の依存心を育ててしまう原因となります。
自分で気づけるようにならない限り、ミスは減らせません。

時間がかかっても②の方法をとりたいところです。


②本人に気づかせる

「自分はどういうミスをしやすいのか?」を把握することが、ミスを減らすための重要な一歩です。
「以前このようなミスをした」と分かっていれば、同様の場面では慎重になれます。
それができればミスは確実に減るはずです。

残念ながら、同じミスを何度もくり返してしまう人は、自分がどのようなミスをしやすいのかをすぐに忘れてしまいます。(しかも悪気なく・・・)

記憶に残りやすくするためには、自分で気づかせる方法が有効です。
他人から指摘されるよりも、自分で気づいたときの方が記憶に残りやすいからです。

簡単に書きましたが、やる側に根気が求められる方法です。
何も言わずに気づいてくれるのがいいのですが、なかなか気づいてくれないこともあります。
気づかないことの方が多いと思います。

そんなときは「ミスの種類」(計算ミスor数字の移し間違いなど)や「ミスの範囲」(ここまでは合っている など)を伝え、徐々にしぼっていくとよいでしょう。

根気が要りますが、ぜひ試してみてください。
本人に気づかせることには、それだけの(それ以上の)価値がある、ということをお伝えしておきます。


明日に続きます。


さいとう


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