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楽しさを伝える

こんにちは。算数教師のさいとうです。

前にも書きましたが、勉強は楽しくやるのがいちばん成果が出ます。
「楽しい」と思えば、親や教師が「勉強しなさい」と言わなくても、子どもは自然に勉強するようになります。

教師は問題の解き方だけでなく、その教科の「楽しさ」も伝える必要があるのです。
その教科を「楽しい」と思っている先生が教えた方が、子どもたちにとってもいいことだと思うのです。
「つまらない」と思っている人に習うより、「楽しい」と思っている人から習う方が、「楽しさ」が伝わりやすいからです。
 

さいとう
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いまがいちばん楽しい!

こんにちは。算数教師のさいとうです。

低学年の生徒から授業中にこんな質問を受けました。
「先生がいちばん楽しかったのは何年前?」

いい質問ですね。子どもはなかなか鋭い質問をしてきます。
皆さんだったら何と答えますか。

「昔も楽しいことはいっぱいあったけど、先生はいまがいちばん楽しいよ」
私はそう答えました。本心からの回答です。

予想していた答えではなかったようで、質問した子はキョトンとしていました。
いろいろたいへんなこともありますが、子どもたちにも「いまこの瞬間」を心から楽しんでほしいと思います。


さいとう

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子どもの眼力

こんにちは。算数教師のさいとうです。

この仕事をしていて思うのは、子どもの眼力は凄まじいということです。
「こちらが本気で授業をしているのかどうか」なんて簡単に見破ることができます。

授業は上手いのに、なぜか子どもから支持されない教師がいます。
その教師が支持されないのは「本気」ではないからです。

その一方で、説明はつたないし、頼りなさそうに見えるのに子どもから支持されている教師がいます。
その教師が支持されるのは「本気」だからです。

本気かどうかは「準備」を見れば分かります。
支持されるか、支持されないか・・・。
それは授業中ではなく、準備段階で既に決まっているのです。


さいとう

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先生は何歳ですか?

こんにちは。算数教師のさいとうです。

塾に通う子どもたちは、先生の年齢を知りたいようで、よく質問してきます。
「何歳だと思う?」と尋ねると、いろいろ予想してくれるのですが、これがまあおもしろい!
これまで24歳~55歳まで幅広い答えが返ってきました。
身近な人、例えば自分の親と比べてみると何となく分かりそうな気がするのですが・・・。
別に教えてもいいのですが、いまは「ひみつ」にしています。



私の年齢の話題はさておき、こちらが「だいたいどれくらい?」と尋ねたときに、とんでもない答え(桁が1つ以上違う答え)が返ってくると、ちょっと心配になります。


例えば「長さ」について、子どもたちに答えてもらいます。

①一般的なノートのたての長さ=約(   )cm
②東京~大阪間の距離=約(   )km【ア:50km イ:500km ウ:5000km】

①はいつも使っているだけあって、大きく外すことはありません。(約25cm)
問題は②です。直接自分で長さを測ることはできないので、この場合予想をします。
ちなみに答えは約500kmなのですが、約50kmとか約5000kmとか平気で答える子が必ずいます・・・。

「夏休みに新幹線を使ったとき、東京~新大阪はだいたい2時間30分だったな。だから500kmくらいかな」
「約50kmだったら車だと1時間で着いてしまう。それはおかしい」
「日本列島の端から端までが約3000kmと習ったぞ。なので約5000kmのはずがない」

とんでもない答えをする子には、こういったモノサシを持っていないか、こういう考え方をする機会が不足しています。
「だいたいこれくらい」という感覚、日々の生活でぜひ磨いていきましょう。


さいとう

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「もう終わり?」は最高のほめ言葉

こんにちは。算数教師のさいとうです。

今日から10月・・・ということは、 2015年もあと3ヶ月。
 月日が経つのは早いですね。

授業をしていると、子ども達に言われることがあります。
「あれ、もう1時間経ったの!?」
「えーっ、もう終わりの時間なの!?」

いずれも、教師にとって最高のほめ言葉です。
時間を忘れてしまうくらい、授業に集中させられたからです。
そして、この言葉を発してくれた子ども自身も、間違いなく素晴らしい時間を過ごしています。

こういう時間の過ごし方が、たくさんできるといいですね!


さいとう

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