忍者ブログ

≪ 前の記事次の記事 ≫

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

▲TOP

「〇〇のせいで・・・」

こんにちは。さいとう算数教室のさいとうです。
 
気になる一言シリーズ、今日は第2弾です。

 
【気になる一言②】

「〇〇のせいで・・・」

 〇〇には主に「人の名前」が入ります。
 
この一言は「忘れ物をしたとき」「宿題ができなかったとき」などに言い訳として使われます。

例えば、宿題ができなかったときに、
「お母さんのせいで出来なかったんです」
「だって朝やろうと思っていたのに、お母さんが起こしてくれなかったから」
というようにです。

以前「危険な口癖」のときにも書きましたが、
人のせいにするということは「自分には責任がない」と言っていることと同じです。

「人のせいにする」=「自分は悪くない」
→「反省しない」=「改善行動をとらない」
→「同じ失敗をする」
→「人のせいにする」・・・(以下くり返し)

という負のサイクルにはまってしまいます。

つい言い訳をしたり、人のせいにしたくなる気持ちは分かります。
しかし、負のサイクルにはまるのが心配なので、私は子どもがこのような言葉を発したら注意をするようにしています。

先ほどの例でいうならば、自分にも責任はあるのです。
「前日に再度お母さんに念を押しておけばよかった」
「お母さんが起きられなかったときのために、自分の目覚ましをセットしておけばよかった」
という反省ができれば、同じ失敗をくり返す確率は下がるはずです。


【補足】

子どもが母のせいにしているのを聞いたとしても、当事者の母が「人のせいにしてはいけません」と注意はしにくいでしょう。
だからこそ塾教師のような第三者が注意する必要があるのです。

 
さいとう
PR

▲TOP