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適性を知る

こんにちは。さいとう算数教室のさいとうです。

前回のブログで「試験時間の違い」と「試験で求められる力」の違いについてお話しました。

では、受験生の立場に立って考えてみましょう。

テキストに載っている問題にはある程度対応できるものの、応用問題や初めて見るタイプの問題になるとからきしダメという人は「60分の試験タイプ」の学校には向きません。

ここで言う「からきしダメ」というのは正解できないという意味ではなく、このような問題を目にすると何もできなくなってしまう(何をしたらいいのか分からずフリーズしてしまう)ということです。
難問になると最初から諦めてしまうタイプにも向きません。

仮に正解できなくても、この手のタイプに楽しみながらチャレンジできる生徒は適性ありです!


さいとう
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入試問題は模試とは違う⑤

こんにちは。さいとう算数教室のさいとうです。

入試問題の制限時間に関してですが、これは50分の学校がほどんどです。
それ以外では40分、45分、60分という学校もあります。

試験時間が40分の試験と、60分の試験とでは求められる力および対応が大きく変わります。

まず試験時間が40分の入試問題の傾向から見ていきましょう。
40分は女子校や共学校に多い試験時間です。
試験時間は短いですが、問題数(小問数)が少ない訳ではありません。
1問にかけられる時間が短くなるということは、比較的解きやすい問題が数多く出題されることになります。
解く解かないの判断・解法の選択なども含めて、処理スピードが求められます。

次に、試験時間が60分の入試問題の傾向を見ていきます。
60分は最難関の男子校や算数選抜試験(算数1教科だけで選抜する試験)に多い試験時間です。
試験時間は長いですが、問題数(小問数)が多い訳ではありません。
1問にかけられる時間が長くなるということは、その分深い思考力が求められることになります。
初めて見るような問題やパッと見てすぐに解き方が思いつくような問題が数多く出題されるため、粘り強く考えることが求められます。


さいとう

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入試問題は模試とは違う④

こんにちは。さいとう算数教室のさいとうです。

模試では後半の大問ほど難しく作っていることが多いです。
(ただし、難しい大問でも(1)は解きやすくなっています)

もちろん入試問題でもその傾向はあります。
しかし、最後の問題がいちばん難しいとは限りません。
むしろ途中に難しい問題を潜ませておき、要領のあまりよくない人の動揺を誘ってくることすらあります。

実際に時間がなくて最後の問題まで解けなかったが、あとで解いてみたら意外と簡単だったというケースは案外多いものです。
「□2は簡単だから全問正解が当たり前」
「最後の問題がいちばん難しい(どうせできない問題が出る)」
という固定観念はいったん取り払い、フラットな目で問題を見てほしいと思います。


さいとう

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入試問題は模試とは違う③

こんにちは。さいとう算数教室のさいとうです。

入試問題は模試とは違うという話をしてきました。

「□1の計算問題、□2の一行問題は簡単な問題だから確実に正解しましょう!」
模試のときによく言われるアドバイスですが、入試問題では通用しないこともあります。

多くの学校では□2の一行問題の中にも難しい問題が潜んでいます。
それを考慮せずに上記のアドバイスを愚直に守ろうとしてしまうと、□2で余計な時間を使ってしまうことになります。
また、□2の問題を解けないことで焦りにつながることもあります。

□2の問題だからと言って確実に正解しなければいけない訳ではなく、分からなければいったんとばしてしまってOKです。

もちろん解けるに越したことはないのですが「□2全問正解」にこだわりすぎないようにしましょう。


さいとう

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現時点での志望校

こんにちは。さいとう算数教室のさいとうです。

少し脱線しますが、仮に現在お子様が小学校3年生や4年生であっても私は「現時点での志望校」を必ずお伺いするようにしています。

5年生になると、できるだけリアルに(具体名で)志望校を考えていただくようにしています。

例えば、オール記述式の学校を目指すのであれば、小4や小5のうちに「式や図を書いて解く」習慣をつけておいた方が良いに決まっています。
また、あらかじめ志望校を伺っておけば「●●中は記述式だから、いまからしっかり書けるようにしておこうね」と私からもさりげなくお子様にもお伝えすることができますね。

「字を丁寧に書こうね」だと効き目がなくても「あなたの志望校に合格するためには、字を丁寧に書くことが必要だ」と言った方がはるかに効果があります。


さいとう

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