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約数の個数について⑦(約数が4個になる理由のまとめ)

こんにちは。さいとう算数教室のさいとうです。

約数が4個になる整数は次のような数でした。

「異なる素数を2個かけあわせた数」
「同じ素数を3個かけあわせた数」

今日はその理由についてふれておきます。

①の説明
約数を4個持つ整数をAとして、それは△×◇で表されるもの(ただし△は◇はそれぞれ異なる素数です)とします。

答えがAになる2数のかけ算を挙げると、

1×A
△×◇

答えがAになるかけ算は上記の2つのパターンのみです。(△・◇は素数なのでそれ以上分解できない!)
したがってAの約数は「1、△、◇、A」の4個になります。


②の説明
これは、まず具体的な数を見ていただいた方が分かりやすいと思います。

例:27の約数の場合

答えがAになる2数のかけ算を挙げると、
1×27
3×9(3×3)

です。したがって27の約数は「1,3,9,27」の4個になります。


約数を4個持つ整数をAとして、それは△×△×△で表されるもの(ただし△は同じ素数です)とします。

上の例より、Aの約数には1とAの他に「△」と「△×△」という数もあることが分かります。
したがってAの約数は「1、△、△×△、A」の4個になります。
 
  
さいとう
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