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算数教師の仕事とは?③

こんにちは。算数教師のさいとうです。

算数が好きな人ときらいな人、いちばん差がつくのは、
その人にとって難しい問題が出てきたときの対応です。


【算数が好きな人は・・・】

算数が好きな人の場合は「難しいこと」自体を楽しむことができます。
好きな人にとっては、すぐに答えが出てしまう問題の方がつまらないのです。
難しい問題ですから解答を出すまでにそれなりに苦労します。
しかし算数が好きな人はその過程も楽しむことができます。

答えまでたどり着けたら大きな達成感を得られます。
「やった!解けた!」というのが算数の醍醐味です。
ぜひ多くの人に味わってもらいたいと思います!

もちろん答えまでたどり着けない場合もあります。
そんなときでも、解き方を知ると、
「なるほど!そうだったのか!」
「すごい!こんな解き方があるのか!」
「うわっ、これに気づかないなんて自分もまだまだだな!」
と、一人で盛り上がることができます。
(一生懸命解いているからこそ得られる感動なのです)


実は算数が好きな人にとっては、問題が解けても解けなくても楽しいのです。
楽しいので「やりなさい!」と親や教師から強制されなくても、自分から算数に取り組むことができます。

このような状態になればもう無敵ですね!


【算数がきらいな人は・・・】

一方、算数がきらいな人は「苦労をしてまで難しい問題を解きたくない」と思っています。
難しい問題を見て「だからきらいなんだ」と思っているかもしれません。
きらいなことで苦労したくないので、すぐに解答・解説を見たり、人に聞いたりして済ませます。
本当はすごい解き方を知っても「へー、そうなんだ」でおわりです。
残念ですが、一生懸命解いていないので、ある意味仕方のない反応です。
きらいなので「やりなさい!」と教師や親から強制されないと、自分から算数に取り組むことができません。


いかがでしょうか。
好きな人ときらいな人とでは、こんなにも違いがあるのです。


【算数教師の役割とは?】

①苦手意識がない子どもに対して

「適切な問題を与え続けること」これにつきます。
簡単すぎてもダメですし、あまりに難しすぎてもダメなのです。
「できそうでできない」というギリギリのレベルの問題を出すためには、その子の実力を的確に把握しておかなければなりません。
教師にもかなりの力量が求められます。


②苦手意識がある子どもに対して

「苦手意識の払拭」が最優先の課題です。
なぜなら苦手意識を持ったまま、算数を好きになることはないからです。
苦手意識を持ったまま、算数ができるようにはならないからです。
すでにご紹介をしましたが、算数に苦手意識を持っている人(や嫌いな人)には「さかのぼり学習」がおすすめです。
さかのぼり学習については1月5日以降にあらためて記事を作成する予定です。


そもそも、算数は「だれにとってもおもしろい教科」のはずなのです。
(これは声を大にして言いたいです)
ですから、私は「自分が関わるすべての子ども達に、算数という教科を好きになってもらいたい」と本気で願っていますし、それは可能だと思っています!


この想いをベースに、これからも指導を続けていくつもりです。


さいとう
 

「算数のお悩み、いまのうちに解決しませんか」
「中学受験(受検)の成否は算数で決まります」

さいとう算数教室のホームページはこちら↓からどうぞ。
http://www.saito-sansukyoushitsu.com/
大田区にある中学受験・算数専門・個別指導の学習塾です。
2015年夏に開校しました。

東急池上線 長原駅から徒歩30秒のところに教室があります。
東急池上線(蒲田~雪が谷大塚~旗の台~五反田)や東急大井町線(大井町~大岡山~自由が丘~二子玉川)沿線にお住まいの方でも無理なく通塾が可能です。
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