とある算数教師のブログ「日々勉強中ー約10行日記」

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こんにちは。さいとう算数教室のさいとうです。
 
今日は思い込みのメカニズムについて考えていきましょう。
（最終的には「思い込みの正体」に行き着くことになります）

まず思い込みの原因ですが、いちばん大きいのは「問題文をきちんと読まないこと」です。

これに尽きると言っても過言ではないでしょう。

私が考える「きちんと読む」とは、

音読するときのように一字一句に注意を払いながら読む

ということです。

問題文をきちんと読まないとどういうことが起きるでしょうか？

大事なところを見落としてしまいますね。

すると情報が足りなくなるので、分からなくなったり混乱したりします。

そうなると困ってしまいますよね？　さて、どうしましょう？

足りないものは補うしかありません。

人によっては、それを「自分なりの解釈」で補うことになります。

「自分なりの」というのは「自分にとって都合のよい」という意味です。

当然、問題の意図とは違っている可能性がありますし、そしてその可能性は高い。


ここまでの説明でお気づきの方もいらっしゃるかもしれません。

「不足した情報を『自分にとって都合のいい解釈』で補ってしまうこと」

これが思い込みの正体なのです。

思い込みのメカニズムが分かりましたので、明日はいよいよ思い込みを防ぐ方法について考えていきましょう。

今日のブログの内容がヒントになっています。


さいとう

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