とある算数教師のブログ「日々勉強中ー約10行日記」

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こんにちは。さいとう算数教室のさいとうです。

勉強と上手に向き合っている人は、そうでない人と何が違うのでしょうか。

今日は「目的意識」についてです。 
 
 
①受験勉強の目的を理解していますか？

受験勉強の目的は何でしょうか？何のために受験勉強をしているのでしょうか？

最初にこの質問をしたことには、２つの大きな意味があります。

まず１つ目は次のことを確認してもらうことです。

勉強それ自体が「目的」なのではなく、

勉強は何かを成し遂げるための「手段」である

言われてみれば当たり前なのですが、苦しんでいる人の中には「勉強することが目的になってしまっている」人が多いように感じています。

「手段」がいつの間にかの「目的」にすり替わってしまうのは、勉強以外にもありがちなことなので注意しなければなりません。
 
苦しくなったときほど「目的はなにか？」と考えるといいですね。


次に２つ目の意味です。

目的を理解することで、勉強の質が変わる

目的を理解した上でする勉強と、目的を理解せずにする勉強、

どちらも効果が同じになるはずはありませんよね？

目的を理解すれば、心構えや取り組み方が変わるのは当然です。

それだけ目的を理解することは大切なのです。
 

【追伸】
 
勉強と目的と言われると「志望校に合格するため」が思い浮かぶ人が多いかもしれません。

実は『志望校合格』も「目的」ではなく、何かを成し遂げるための「手段」なのですが、

その話は別の機会に譲り、ここでは特に議論しないことにいたします。

●好きなことだけをやっていて、果たして合格できるのでしょうか？
●得意なことだけをやっていて、果たして合格できるのでしょうか？
●気の向いたときだけ勉強をしていて、果たして合格できるのでしょうか？
 
もちろん合格はできませんよね。
 
目的が理解できれば、いまやっている勉強の意味も理解できます。

嫌なことから逃げてばかりではいけないことも納得できるはずですし、

ちょっとしたことでへこたれずにがんばろうという気持ちも芽生えてくるはずです。

勉強の目的を忘れないようにしたいですね。


さいとう

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