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事あるごとに「受験やめさせるよ!」と言うのは・・・
2017.06.19 Monday 23:00 | 今日のひとこと
こんにちは。さいとう算数教室のさいとうです。
「受験やめさせるよ!」「塾をやめさせるよ!」
このセリフを脅し文句のように連発している親がいますが、こちらもあまり感心できません。
ちなみに、上記のセリフは受験後の保護者アンケートで
「思わず子どもに言ってしまって後悔した言葉」の堂々ナンバーワンです。
たしかに勉強しない子どもの様子を見ていると、つい言いたくなるという気持ちも分かります。
ただ、親の本心でない(親は受験してほしいと思っている)のなら我慢した方がよいでしょう。
理由を説明しておきます。
①脅して勉強させても本人のためにならないから(身につかない・成果が出ない)
→そもそも誰のための勉強ですか?
②一時的な効果しかないから
→効き目がなくなったら、今度はもっと大きな刺激を与えなければいけなくなります・・・
③子どもに「じゃあ、やめる!」と言われると他の手が打てなくなるから
→そうなってから「やっぱりやめてほしくない」とは言えないですよね・・・
親にやめさせるつもりがあるのかないのかは、子どもはすぐに見抜きます。
最初はやめさせられるのがイヤでがんばって勉強することもあるでしょうが、
頻繁にこの言葉をかけていると徐々にその効果はなくなってきます。
さらに子どもに「親のために勉強している」という感覚を植え付けてしまいます。
実はこれがいちばんよくありません。
本当に勉強してもらいたいのではあれば、強制するような言い方は避け、
もっと別の声かけを考えてほしいと思います。
(もし親の希望で受験勉強を始めたのならば、なおさらですよ)
さいとう