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ルールは敵?味方?②

こんにちは。さいとう算数教室のさいとうです。

きのうのブログでは「ルールは敵ではない。むしろ解答者を助けるためのものである」と書きました。

例えば、「40字以内で書きなさい」などの字数制限。
この制限そのものが解答のヒントになります。

「40字以内で」というときと「80字以内で」というときとでは、解答が変わります。
具体的には解答に入れる『要素』の数が変わります。

40字以内の場合の解答例:AはBである
80字以内の場合の解答例:CはDなのに対して、AはBである

「80字以内」と指定されているのに「AはBである」という解答では、字数がかなり余ってしまいます。
ということは、別の要素を入れる必要があるということになりますね。

このように設定された字数によって、どの要素を入れるべきかを解答者が判断することができます。

もしこの字数制限がないとすると…。
何をどこまで書けばいいのか迷うのではないでしょうか?
そう考えると「字数制限」はありがたいもの、と考えることができると思います。

くり返しになりますが「ルールは敵」と思うのではなく「ルールは味方」と思っていた方が何かとお得です。


【追伸】

実際に字数制限のない記述を課す学校はいくつもあります。
この場合は、解答欄の大きさである程度書く内容を判断する必要があります。
これも「条件」の1つと考えることができます。


さいとう
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