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どちらが心配?③

こんにちは。さいとう算数教室のさいとうです。

昨日の続きです。
まだお読みでない方はこちらからお願いします。


このブログでも何度か述べていますが、
上手くいかない原因は「努力不足」か「努力の仕方が間違っている(努力の方法が間違っている)」かのいずれかです。

その点からみるとAくんは後者の「努力の仕方が間違っている」、Bくんは前者の「努力不足」でしょう。

Bくんの場合、成績を上げる方法はシンプルです。
「何をすべきか分かっているのなら、ちゃんとやりなさい」で終わりです。
本人もそのことを自覚しています。
(そのちゃんとやるようにするのが大変なのですが…解決策としては単純です)
Bくんタイプは要領がいい子が多く、本気モードになりさえすれば一気に伸びます。

ところがAくんの場合は話が少々やっかいです。
自分としてはしっかりやったつもりなのに点数が取れていないからです。
このタイプは往々にして「やったつもり」になっているケースがほとんどです。
要は「勉強方法が完全に間違っている」のです。

一例を挙げると、
●答え合わせをしているが、間違い直しをしていない(ただ正答をノートに書いて○をしているだけ)
解説をただ丸写ししているだけ
●直しをしているが結局その問題の解き方を丸暗記しているだけ
(全く同じ問題でないと対応できない)
●解き方は知っているが、どのような場面でその解き方を使うのかが分かっていない
(つるかめ算は知っているが、どのような問題で使うかを理解していない)

上記はすべて間違った勉強の仕方です。
勉強方法を変えない限り、いくら努力しても点数・成績にはつながらないでしょう。

ただ、本人はそれに気づいていません。
または、良くないことは分かっているが、ではどうすればいいのかが分かっていません。

対策としては私たち大人が正しい勉強の仕方をレクチャーしてあげるしかないでしょう。
保護者の方が対応できるならよいのですが、難しいようであれば塾の先生にお願いするのがいちばんです。



さいとう
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