[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ずるやごまかしをする子どもがいるのはなぜか?③
2015.09.26 Saturday 22:30 | 今日のひとこと
こんにちは。算数教師のさいとうです。
昨日のブログの続きです。
「過度の」プレッシャーで子どもを追い詰めないようにするため、 私たち大人が普段から気を付けるべきことを確認しておきます。
以下は保護者の方をイメージしていますが、塾教師の方にも参考になるはずです。
ここではよくある事例として、子どもが「極めて悪いテストの結果」を見せてきた場合の注意点を記しておきます。
①先に感情をぶつけない
子どもが持ってきたテストの結果が悪かったときに、感情的に叱っていませんか?
気持ちはよく分かるのですが、先に自分の感情をぶつけてしまうと、子どもまで感情的になってしまいます。
そうなると、もう冷静に話ができませんね。
(こういうやりとりは精神的にかなり疲れます・・・)
子どもには感情をぶつけられたことがいちばん大きな印象として残るため、そのあと大事な話をしたとしても耳に入っていません。
先に感情をぶつけてもいいことはないのでグッとこらえましょう。
②点数・偏差値だけ見て叱らない
保護者の方からすると、やはり点数や偏差値がいちばん気になるところです。
でも「それしか見てくれない」となると、子どもとしてはちょっと寂しいです。
良い結果は大いに認めながらも、一方で次への課題点を指摘する。
悪い結果は大いに反省させながらも、一方で成長した点を指摘する。
大人としては、このような姿勢が大事です。
結果が良くないときほど、ほめる点を最低1つは探すのです。
成績表だけでなく、問題用紙・答案用紙も見てみましょう。
そうすれば、必ずほめるところが見つかるはずです。
例えば、今回は筆算が丁寧に書けていたかもしれません。
分からない問題でも、図をかいて考えていたかもしれません。
成績表を見ているだけでは気づかないことが必ずあるはずです。
どうしてもほめるところがない場合は「それにも関わらず、正直に結果を報告したこと」をほめてあげればよいでしょう。
子どもが「うちの親は結果だけしか見てくれない」と思ってしまうと、結果が悪いときに見せたがらなくなってしまいます。
もちろん反省は必要です。
しかし、結果が良くなかったときは、子どももそれなりに反省しているものです。
子どもがどう反省しているのか、ヒアリングし、親の意見も伝えましょう。
③人格を攻撃しない
テストの結果を見て、「だからお前はダメな子だ」とか「いい加減な性格だからミスをするんだ」というように、子どもの人格を攻撃することのないようにお願いします。
また、ここぞとばかりに、「ここが良くない」「あそこが良くない」・・・と子どもの日頃の学習態度への不満を述べ立てるのも、よくありません。
子どもの立場になって考えてみるとすぐに分かりますが「お前はダメだ」と言われて、
「そうか、自分はダメな子なんだ。じゃあ、これからはそうならないようにがんばろう!」と思うでしょうか。
残念ながら、そうは思わないでしょう。
自信を失ってしまうことの方が圧倒的に多いのです。
いかがでしたでしょうか。
①~③にあてはまるようなことはありませんでしたか。
さいとう
「算数のお悩み、いまのうちに解決しませんか」
「中学受験(受検)の成否は算数で決まります」
さいとう算数教室のホームページはこちら↓からどうぞ。
http://www.saito-sansukyoushitsu.com/
2015年夏に開校した中学受験・算数専門・個別指導の学習塾です。
東急池上線 長原駅から徒歩30秒のところに教室があります。
東急池上線(蒲田~旗の台~五反田)や東急大井町線(大井町~大岡山~自由が丘~二子玉川)沿線にお住まいの方でも無理なく通塾が可能です。
現在、10月無料体験授業の申し込みを受付中です。
昨日のブログの続きです。
「過度の」プレッシャーで子どもを追い詰めないようにするため、 私たち大人が普段から気を付けるべきことを確認しておきます。
以下は保護者の方をイメージしていますが、塾教師の方にも参考になるはずです。
ここではよくある事例として、子どもが「極めて悪いテストの結果」を見せてきた場合の注意点を記しておきます。
①先に感情をぶつけない
子どもが持ってきたテストの結果が悪かったときに、感情的に叱っていませんか?
気持ちはよく分かるのですが、先に自分の感情をぶつけてしまうと、子どもまで感情的になってしまいます。
そうなると、もう冷静に話ができませんね。
(こういうやりとりは精神的にかなり疲れます・・・)
子どもには感情をぶつけられたことがいちばん大きな印象として残るため、そのあと大事な話をしたとしても耳に入っていません。
先に感情をぶつけてもいいことはないのでグッとこらえましょう。
②点数・偏差値だけ見て叱らない
保護者の方からすると、やはり点数や偏差値がいちばん気になるところです。
でも「それしか見てくれない」となると、子どもとしてはちょっと寂しいです。
良い結果は大いに認めながらも、一方で次への課題点を指摘する。
悪い結果は大いに反省させながらも、一方で成長した点を指摘する。
大人としては、このような姿勢が大事です。
結果が良くないときほど、ほめる点を最低1つは探すのです。
成績表だけでなく、問題用紙・答案用紙も見てみましょう。
そうすれば、必ずほめるところが見つかるはずです。
例えば、今回は筆算が丁寧に書けていたかもしれません。
分からない問題でも、図をかいて考えていたかもしれません。
成績表を見ているだけでは気づかないことが必ずあるはずです。
どうしてもほめるところがない場合は「それにも関わらず、正直に結果を報告したこと」をほめてあげればよいでしょう。
子どもが「うちの親は結果だけしか見てくれない」と思ってしまうと、結果が悪いときに見せたがらなくなってしまいます。
もちろん反省は必要です。
しかし、結果が良くなかったときは、子どももそれなりに反省しているものです。
子どもがどう反省しているのか、ヒアリングし、親の意見も伝えましょう。
③人格を攻撃しない
テストの結果を見て、「だからお前はダメな子だ」とか「いい加減な性格だからミスをするんだ」というように、子どもの人格を攻撃することのないようにお願いします。
また、ここぞとばかりに、「ここが良くない」「あそこが良くない」・・・と子どもの日頃の学習態度への不満を述べ立てるのも、よくありません。
子どもの立場になって考えてみるとすぐに分かりますが「お前はダメだ」と言われて、
「そうか、自分はダメな子なんだ。じゃあ、これからはそうならないようにがんばろう!」と思うでしょうか。
残念ながら、そうは思わないでしょう。
自信を失ってしまうことの方が圧倒的に多いのです。
いかがでしたでしょうか。
①~③にあてはまるようなことはありませんでしたか。
さいとう
「算数のお悩み、いまのうちに解決しませんか」
「中学受験(受検)の成否は算数で決まります」
さいとう算数教室のホームページはこちら↓からどうぞ。
http://www.saito-sansukyoushitsu.com/
2015年夏に開校した中学受験・算数専門・個別指導の学習塾です。
東急池上線 長原駅から徒歩30秒のところに教室があります。
東急池上線(蒲田~旗の台~五反田)や東急大井町線(大井町~大岡山~自由が丘~二子玉川)沿線にお住まいの方でも無理なく通塾が可能です。
現在、10月無料体験授業の申し込みを受付中です。
PR