とある算数教師のブログ「日々勉強中ー約10行日記」

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こんにちは。算数教師のさいとうです。

昨日まで過去問演習での不正についてお話をしてきました。
ほとんどすべての子どもが、心の中では「いけない」と分かっているのです。

では、なぜ「ずる」や「ごまかし」に走ってしまう子どもがいるのでしょうか。


今日は、２番目に多い理由を紹介します。
それは「他者からの賞賛」です。
より分かりやすく言うと「他の人からすごいと思われたい」からです。
「すごい」と思われたいがために、必要以上に自分を大きく見せたがるわけです。

これは、もちろん子どもに限ったことではありません。
大人にもこのような人はたくさんいます。
私がわざわざ例を挙げなくても、我々はニュースやワイドショーなどでこのような人達をたくさん見てきたはずです。


悪いことをしても、結局、最後は露見して、自分が困ることになります。
ずるをしていい思いをしようとしても、最終的には割に合わないようになっているのです。

仮に誰にも知られなかったとしても、ずるしたことを「自分は」知っているわけです。
もちろん気持ちのいいものではありませんよね。
むしろ、むなしい気持ちにすらなるかもしれません。

結局、ずるをすることは、自分にとって決していいことではないのです。

以上のことを、ぜひとも子ども達に知っておいてほしいと思います。


さいとう
 
 
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