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がんばれ!中学受験生⑬(ずるやごまかしは絶対にダメ!②)

こんにちは。算数教師のさいとうです。

昨日のブログの続きです。

【昨日の内容のおさらい】

●ずる・ごまかしはいけないが、特に過去問での不正は絶対にやってはいけない
不正の例
①問題を解く前に答えを覚え、答案に覚えた答えを書いて高得点をとる
②自己採点をするときに、間違っている問題にも〇をして、点数を高めに見せる
③点数を申告するときに、実際より高い点数を報告する
過去問で不正をすると、最高の入試結果は得られない
(やり続けると、悲惨な入試結果が待っている)


【ここから今日の内容】

今日は「過去問でのずる・ごまかし」がなぜいけないかを説明していきます。
もちろん「どう考えてもだめでしょ!」という方が多いと思います。
それでも、実際にしてしまう子どもがいるのが事実です。
私は子どもたちに次のように伝えています。


まず、ずる・ごまかしをすることでいちばん怖いのは、
「本当はできていなかった問題を、できたことにしてしまう」ということです。

本当は間違っていたわけですから、解き直しが必要なのです。
場合によっては、もう一度その単元の復習が必要なのかもしれません。
にもかかわらず、その問題を「解けた」ものとして処理してしまう・・・。

教師側も、本当の出来ではない答案を元に、今後の学習の指示を出さざるを得なくなります。
当然ですが、その指示は「的外れ」なものになってしまいます。
これをくり返すということは、本当の課題を何も解決しないまま、入試当日を迎えてしまうことになります。
これでは、入試でいい結果が得られないのは当然です。


病気に例えると・・・
すぐに治療(もしかしたら手術)が必要な病気だと気づいていながら放っておくのと同じです。
このことがいかに恐ろしいことか、納得いただけるのではないでしょうか。


次に怖いのは、
過去問で一度でも不正をすると「誰かに気づいて止めてもらわない限り、やり続けてしまう」ことです。
より正確に言うと、やり続けなければいけない状況に追い詰められてしまうのです。


例えば、本当の点数は40点なのに、不正をして90点にした生徒について考えてみます。
90点という結果を知って、塾の先生・親・友達から賞賛されたとします。

そうすると、次に40点を取ることはできなくなります。
「前は90点だったのに・・・どうしたの?」と言われるに決まっているからです。
こうなると、もう道は2つしかありません。

①正直に「本当のこと」を言うか
②このまま不正をして90点を取り続けるか

この場面で正直に言える子であれば、最初からずる・ごまかしはしません。
残念ながら多くの子は②を選んでしまうわけです。
よく言われる「嘘が次の嘘を生む」という状態です。

つまり、うそやごまかしは一度でもやってしまうと、抜け出せなくなってしまう可能性が高いです。
軽い気持ちでやってしまわないよう、注意が必要です。


さいとう


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http://www.saito-sansukyoushitsu.com/
2015年夏に開校した中学受験・算数専門・個別指導の学習塾です。

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