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「反省」について考える②

こんにちは。さいとう算数教室のさいとうです。

完全に余談ですが、私の小学校時代の担任に「反省文大好き先生」がいました。

例えば誰かが忘れ物をすると、

「これからは忘れ物をしないように気を付けます」という文章を5回書かせて提出させる(笑)

このような感じでいろいろなことに対して反省文(なんと先生がフォーマットを用意している!)を書かせていました。

いま考えるととんでもない「ハズレ教師」ですね!

反省文を書いて忘れ物をしなくなるならまだいいのですが、

残念ながら反省文を書く人はいつも同じ人でした・・・。

つまり「反省させるだけ」ではほとんど効果はなかったということです。

忘れ物をする原因を探り、そこにアプローチしなければ本当の解決にはなりません。

その生徒がいつも学校に行く直前に準備をしているのであれば、

前の日に学校の時間割を確認し、教科書等を準備するようにします」

といった具体的な「対策」をとるように促してあげればよいのです。

「じゃあどうするか」まで考えてはじめて「正しい反省」になる。

私はそのように考えています。


【追伸】

では、この「反省文システム」はまったく意味がなかったのでしょうか。

実は意外な効果がありました。

ちなみに私は「こんな(無意味な)ことはしたくない!」と子どもながらに違和感を覚えていました。

そして「忘れ物は絶対にしないぞ!」と心に誓いました。

その意味では一定の抑止力(ふだんあまり忘れ物をしない人達に対して)はあったようです。


さいとう
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