とある算数教師のブログ「日々勉強中ー約10行日記」

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こんにちは。さいとう算数教室のさいとうです。 

「宿題もまじめにやっている」
「分からないところはそのままにせず塾の先生に質問もする」

それでも成績が上がらない人は、予想以上にたくさんいます。
頑張っているだけに何とかしてあげたいですよね。

そんなときには「知らず知らずのうちに自分で考えることを放棄しているのではないか？」と考えてもらう必要があります。

質問することに慣れてしまい（質問できることに甘えてしまい）、もう少し粘れば自分で解けたであろう問題までを他人の力に頼って解決しているかもしれません。
 
質問することは悪くありませんが、質問のしすぎは良くありません。
よほどの難問でない限り「100％何も分かりません」「何をしたらいいのか全く分かりません」ということはないはずです。
10％でも5％でもいいから、できるところまでは自分でやりましょう。
できるところまでは自分でやった上で質問しなければ、実力はつきません。
 
 「自分で考えて問題を解決する」vs.「解決策を質問する」

どちらが楽か言われれば、質問する方が圧倒的に楽でしょう。
だからといって、いつも楽な方に流れていては成長はありません。
お手軽に解決できることに甘えて、自分で解決する努力を放棄しないようにしたいものです。


さいとう

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