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見直しについて①の続き(ノート作り)

こんにちは。算数教師のさいとうです。
ごちゃごちゃに書くと、効果的な見直しができない、という話をしました。

テストのときだけ丁寧に(=見直ししやすいように)書くというのは無理ですので、
日頃から文字や数字、式や図を丁寧に書くことが大事です。
そこで「ノート作り」が重要になってきます。


【ノートの使い方の大原則!】

①方眼ノートや、罫線入りのノートを使う

ノート作りの前に、まずは「ノート選び」が重要です。
丁寧に書けるようになるまでは、方眼ノート(ます目ノート)や、罫線入りのノートを使いましょう。

文字や数字がはみ出さないように、注意して書くようにします。
お子様の書く字の大きさに対して、方眼や罫線が広すぎても、せますぎてもいけません。
方眼の大きさや、罫線の幅はさまざまありますので、 必ずお子様の文字の大きさにあったものを選ぶように(選ばせるように)してください。


②計算スペースを用意する

ノートの真ん中に線を引き、2つに分けます。

線より左側:式や図を書くスペース
線より右側:計算スペース

にして、筆算はこの計算スペースを使ってするようにします。
筆算をしたら、その跡は消さずに残しておくのがポイントです。
(もちろん、見直しをするときのためです。筆算跡を消してしまう子は意外に多いのです)

人によって必要な計算スペースは異なります。 
「計算スペースはこんなにいらないよ」という人は真ん中よりも右側に線を引きましょう。

 
③ノートは節約せずにどんどん使う
 
ノートはどんどん使わせましょう!
まれに、ものすごく小さい字でちょこちょこ書く人がいます。
1ページにどれだけたくさん詰め込んで書けるのか、にこだわりを持っているようです。

理由を聞くと「ノートがもったいないから」と答えが返ってきます。
はっきり言うと、その使い方はおすすめできません。

過去に担当してきた生徒を思い返してみると、残念ながらこのような生徒で算数ができた人はほとんどいません。こだわるところがズレているのです。

ノートはどんどん使っていいのです。

細かいことですが・・・
●1行に式をいくつも書かない(私は「1行には式1つ」と指導しています)
●次の問題を解くときは必ず1行空ける
●分数は2行使って書く
などもこだわりたいポイントです。


以上のことをするだけで、だいぶ見直しがしやすい状態になるはずです。
ぜひ今日から試してみてください。


さいとう


「算数のお悩み、いまのうちに解決しませんか」
「中学受験(受検)の成否は算数で決まります」

さいとう算数教室のホームページはこちら↓からどうぞ。
http://www.saito-sansukyoushitsu.com/
2015年夏に開校した中学受験・算数専門・個別指導の学習塾です。

東急池上線 長原駅から徒歩30秒のところに教室があります。
東急池上線(蒲田~旗の台~五反田)や東急大井町線(大井町~大岡山~自由が丘~二子玉川)沿線にお住まいの方でも無理なく通塾が可能です。
 

【さいとう算数教室からのお知らせ】

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