とある算数教師のブログ「日々勉強中ー約10行日記」

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こんにちは。算数教師のさいとうです。

受験生の皆さんは、模試で予期せぬ幸運な出来事が起こったことはありますか。

どうやら適当に書いた答えが合っていたらしい。
さんざん迷って最後に答えを変えたら、それらがすべてあっていた。

もしかしたら、入試本番で同じようなことが起こるかもしれません。
うれしいですよね。
だからといって、調子に乗りすぎてはいけません。

算数の試験で大成功をおさめたとします。
しかし、まだ理科・社会の試験が残っているのであれば油断してはいけません。

算数でいくら成功をしたとしても、これから受ける理科・社会の点数とはまったく関係のないことなのです。
「あなたは算数で素晴らしい成功をおさめましたので、理科の点数もプラス10点します」
なんてことはないのです。

もちろんいいことがあれば喜んでもいいでしょう。
しかし次に向けて気持ちを切り替えましょう。
いや、むしろこういうときだからこそ、いつもより慎重にいく必要があるのです。


さいとう


「算数のお悩み、いまのうちに解決しませんか」
「中学受験（受検）の成否は算数で決まります」

さいとう算数教室のホームページはこちら↓からどうぞ。
http://www.saito-sansukyoushitsu.com/
大田区にある中学受験・算数専門・個別指導の学習塾です。
２０１５年夏に開校しました。

東急池上線 長原駅から徒歩３０秒のところに教室があります。
東急池上線(蒲田～雪が谷大塚～旗の台～五反田)や東急大井町線(大井町～大岡山～自由が丘～二子玉川)沿線にお住まいの方でも無理なく通塾が可能です。
 

【さいとう算数教室からのお知らせ】

①11・12月無料体験授業の申込受付中です！
②冬期講習の申し込みを受付中です！
③[小3向け]中学受験準備講座の申し込みを受付中です！
④[小2・小3向け]特別講座の申し込みを受付中です！

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こんにちは。算数教師のさいとうです。

受験生の皆さんは、模試で失敗してしまったことはありませんか。

算数の試験が終わった瞬間に、計算ミスを発見してしまった。
問題文を読み間違えていることに気づいてしまった。

もしかしたら、入試本番で同じようなことが起こるかもしれません。
もちろん落ち込みますよね。
だからといって、それを引きずってはいけません。

算数の試験は終わってしまったので、算数でのミスを算数で取り返すことはできません。
しかし、まだ理科・社会の試験が残っているのであればそこで取り返すことは可能です。

算数でいくらミスをしたとしても、これから受ける理科・社会の点数とはまったく関係のないことなのです。
「あなたは算数でとんでもないミスをしたので、理科の点数からも10点引かれます」
なんてことはないのです。

もちろん反省は必要です。
しっかり反省したら次に向けて気持ちを切り替えましょう。
いくら気にしていても、終わってしまったテストの結果は変わらないのですから。


さいとう


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こんにちは。算数教師のさいとうです。

昨日のブログで次の２つの質問を投げかけました。
ミスが少ない人は、テストのときだけミスが少ないのでしょうか？
ミスが多い人は、テストのときだけミスが多いのでしょうか？

答えはどちらも「いいえ」です。
私はこれまで数多く受験生を見てきたので、このように断言します。

受験生の皆さんも薄々気づいていると思いますが、
ミスが少ない人は、テスト以外のときもミスが少ないです。
ミスが多い人は、テスト以外のときもミスが多いです。
 
この事実から目をそむけてはいけません。
「テストのときにはちゃんとやるから」は通用しないのです。
普段の自分(特に悪いところ)がそのまま出てしまう。
それが入試本番なのです。

つまり･･･入試本番でミスをしたくなければ
「ふだんからミスをしないように訓練する必要がある」ということになります。

ミスの少ない人は普段から「ミスなく解くこと」を意識して問題を解いています。
「宿題の問題」「小テスト」「月例テスト」「過去問」「模擬試験」などなど、問題を解く機会は数多くありますが、いついかなるときもそうしています。
ここまで徹底すれば、そのうち意識しなくても行動できるようになっています。

その結果として「本番でもミスが少ない人」になれるのです。
何も考えずにいい加減に解いている人と差がつくのは当然ですよね。
結局は、日々の積み重ね、１問１問の積み重ねが、１年後・２年後に大きな差になっているわけです。


では、いまミスが多い人はどうすればいいのでしょうか。

いきなりミスは減りません。
まずは目の前の一問、これからやろうとしている１問を「ミスなく解く」ことを意識して解いてみてください。

 
さいとう
 
 
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こんにちは。算数教師のさいとうです。

ベストを尽くすとは、自分の力を100％出し切ることです。

100の人は100を出し切る
60の人は60を出し切る

決してそれ以上を求めている訳ではありません。
60の人が100を出そうとすると、変にプレッシャーがかかり大失敗してしまいます。
 

では、自分の力を100％出し切るというのはどういうことでしょうか。
一言でいうと「ミスをしない」ということに尽きると思います。

ミスを１つもしなかったならば、それは「自分の実力がすべて出せた」ということです。
結果がどうなっても自然に受け入れることができるでしょう。
なぜなら、それ以上のことは今の自分にはできなかったからです。

逆に「実力を出し切れなかった･･･」と悔やんでいる人は、必ずどこかでミスをしています。
それが分かっているから悔しいのです。

ミスをしない人(ミスが少ない人)は安定して力を発揮することができます。
安定して力を発揮できる人は、大舞台(入試本番)にも強いです。

ミスが多い人は成績(点数)が安定しません。
●すごくいいときもあれば、すごく悪いときもある
●でもどうなるかは本番になってみないと分からない
という状態ではやはり心配です。


次の２つの質問を投げかけて、今日は終了にしたいと思います。
ミスが少ない人は、テストのときだけミスが少ないのでしょうか？
ミスが多い人は、テストのときだけミスが多いのでしょうか？

明日に続きます。


さいとう
 
 
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こんにちは。算数教師のさいとうです。

私はよく受験生に「自分のベストを尽くそう」という話をします。
ライバルはコントロールできないのですから、気にしても仕方がありません。
とにかく自分のベストを尽くすことだけを考えましょう。

「100の力の人はその100の力を出せるようにする」
「80の力の人はその80の力を出せるようにする」
「60の力の人はその60の力を出せるようにする

これがベストを尽くすということです。
自分の力以上のものを出そうとしないこと。
そもそも60の力の人が本番で100の力を出せるわけはありません。

※もし出せたなら、その人は自分でも気がつかないうちに100の力になっていたわけです
※決して実力以上のものが出たわけではありません。
 
100の力の人が緊張して50の力しか出せなかったとします。
60の力の人が100％実力を発揮すれば、逆転することができます。

60の力を80、100と高めていく努力はもちろん必要です。
しかし、それだけでは不十分です。
持っている力を100％出せるように努力する必要もあるのです。


さいとう


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