とある算数教師のブログ「日々勉強中ー約10行日記」

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こんにちは。算数教師のさいとうです。

「たかが5分」と侮ってはいけません。
5分程度の空き時間は、1日に最低2回はあるものです。
まず、これで10分です。
１ヶ月分はどれくらいになるか、１ヶ月を30日として計算すると、
10×30＝300分→５時間もの空き時間があることになります。

5分を有効に使っている人と、使っていない人とでは、
１ヶ月でこれだけの差がつくのです。

 
では5分を有効に使うためにはどうすればいいのか。
答えは簡単です。
「5分で出来るものを常に用意しておけばいい」のです。
 
先日、模試を受けに行くであろう受験生多数と同じ電車に乗り合わせましたが、塾のテキストや「〇〇順」的なものを一生懸命見ていました。
この人たちは移動時間を空き時間と考え、活用するために事前に準備をしてきたわけですね。

それを同じことを普段からすればいいだけです。
空き時間が生まれることを想定して準備をしておけばいいのです。
きのう挙げたのは、
・計算問題を1問解く
・漢字を練習する
・理科や社会の暗記カードを見直す
でしたが、別にそれ以外にもたくさんあります。

ポイントはいつ空き時間ができてもいいように、常に持ち歩いていること。
「どうせ5分だから」と何もせずに過ごしてしまう人は、そのための準備が不足していただけかもしれませんね。

きのうも指摘しましたが、
短い時間すら活用できない人が長い時間を活用することはできません。
「5分を制する人が時間を制す」「時間を制す人が受験を制す」です。


【追伸】

念のため申し上げておきますが「あえて何もしない」というのも立派な時間の使い方です。
意味もなくムダに過ごしてしまうのはもったいないですが、きちんと考えた上で過ごすのであれば何をしてもいいと思います。
空き時間は必ず勉強をしなければならない、というわけではありません。
「残り２時間を有効に使うため、いまここで5分の休憩をとろう」というのも立派な時間の使い方ですし、「気分を変えるために音楽を聞こう」というのも立派な時間の使い方です。
あなたの時間なのですから、あなたが自由に使っていいのです。


さいとう


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