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あせりの原因⑦(あせりへの対処法その3)

こんにちは。さいとう算数教室のさいとうです。

ここまで紹介してきたあせりへの対処法をおさらいしておきます。

あせりへの対処法1「解くスピード(処理スピード)を上げる」
あせりへの対処法2「解き方が分かる問題」から手をつける

今日は対処法3です。


 
【あせりへの対処法3】「○分以上かかったらとばす」と決めておく

「すぐに解法が思いつかない問題」は勇気を持ってとばしましょう!
対処法2ではこのように述べました。

ここでやっかいなのが、自分は「解ける」と判断して解いてみたものの、なかなか答えが出せない、というケースです。
「解けそうで解けない」という状態で粘ってしまうからです。
せっかく手をつけたのだから、途中でやめるのはもったいないと思ってしまうようです。
そこで、その問題にいつまでも時間をかけてしまう・・・
きのうのブログで大問1・2(試験問題の1/4)に40分(試験時間の4/5)かけている子の例を挙げましたが、まさにこの状態でした。

そこで有効なのが「○分以上かかったらとばす」と決めておく方法です。
多くの試験では、小問約20問を50分で解くという形式です。
単純計算で「1問あたり2分30秒」で解かなくてはならないという計算がなりたちます。
それにも関わらず、1問に5分以上かけていては時間が足りなくなるのは当然です。

それを防ぐために「○分以上経っても解けない問題」はとばす、と決めておくのです。
○に入る数字は「問題数」「制限時間」「自分の算数の実力」などと相談して決めてかまいません。

「解けそうで解けない」という落とし穴にはまらないよう、1問にかけられる時間を事前に決めておきましょう。


さいとう
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